Dream Art Laboratory


狂と脳、空しさと幸福感

狂と脳、むなしさと幸福感 幸せに生きる方法と秘訣 脳覚醒のために

天才脳へ覚醒させるために

天才と狂人は紙一重だ。
どちらも「狂」をもっている。
「狂」を持たない、いや発揮したことがない人間は、何も成し遂げることができないか、人のなぞったことをやるしかない。

普通の状態で死ぬほど努力しても普通から抜け出せない

普通をやっていると、先人の普通以下のことしかできない。
先に歩んだ人の真似をするということは、その人以下にしかならない。
精一杯努力して、最高の成果をあげたところで、やっと普通になるぐらいだ。

現状に何か空虚感を感じている人に足りないのは、「狂」の部分かもしれない。
それにもたくさんの種類があって、コントロールされた「狂」でなくてはならない。
ちょっとキザに言えば、美しき「狂」だ。
コントロールされた「狂」から外れた人、つまり醜い「狂」に支配された人が異常者になってしまう。
ちょっとしたはずみで犯罪を起こしてしまう。

天才と狂人の差とは?

天才と狂人の違いは何か?
天才はギリギリのところで「狂」をコントロールできている。
危うさを感じながらも。
そこに美しさがある。

一方で、心の悩みに脳が侵されると、コンピュータが次第におかしくなっていって、終わることなきマイナスのドロ沼の戦いに入る。
常に悪いことばかりだけに執着してしまい、生産性のある未来にもつながらない。

その度が過ぎると、精神の均衡が崩れて、狂人へと進んでしまう。
悩みも一種の狂いだけど、こちらはありえないほど非生産的だ。
その悩みのエネルギーはすごいけれど、人の役に立たず、誰からも認められない。
自分の内面だけを侵食して、脳を混乱させるだけで、誰からも歓迎されない…。

しかし、天才はプラスの方向に、いやマイナスだろうがプラスだろうがお構いなく、執着して異常にやりぬくことができる。
それすらちょっとずれたら、発狂まで行ってしまう危険性をはらみながら。

だから、私達を異常に感動させる芸術作品を創作できる。
人の心をうつのも「狂」の要素だということ。
これは芸術作品にかぎらず、ビジネスにおける交渉でもそうだ。

自分という芸術作品を作り上げるために必要な『狂』

結局、自分がその芸術作品にならなければいけない。
だからこそ、難しい交渉も成立させることができる。
たくさんのライバルから突き抜けるのも、「狂」という心を打つ要素しかない。

日常的なことでも、例えば恋愛もそうだ。
「お前が好きだ!!」という愛が相手の琴線を揺れ動かしたりする。

しかし、冷静に考えると、それは普通の状態からずれている。つまり広義の意味で狂っている。
愛は振り返ってみると、理性ではありえない赤面ものの行動を人にとらせたりする。
まあ、ストーカーの歪んだ愛は別だけど。

『狂』は幸せを運んでくれる、潜在能力を覚醒させてくれる

つまり誰もが内面に持っている「狂」は、相手の心も揺れ動かし、自分の心をも満足させるもの。
それを発揮してはじめて、生きている実感が得られる。
幸福感は、その時に一番味わえる。
たとえ結果がついてこなくとも、だ。

もし、それが少しでも欠けているならば、普通以下のことしかできない。
人からズレるってことはとても大切だ。
一度の人生で、自分の人生に満足いかせる方法はそれがベストだ。

が、「普通が一番、それが一番幸せ」と考える人がいる。
それはそれでとても素晴らしいこと。
チルチルとミシルの『青い鳥』じゃないけれど、本当の幸せは足元に転がっていたりする。
街を歩いていても、喫茶店でコーヒーを飲んでいても、幸せを感じられる人は感じられる。

しかし、それに心から気づくかどうかは別問題だ。
「狂」を発揮できない人が、そのような一種の悟りに達することは、とても難しい。
常に平々凡々、惰性で漫然と生きてきた人は、この素晴らしき真理に達する「きっかけ」があまりにも少ない。

本当の『楽』とは?

実は「狂」をもって、人よりズレて走った人が、一周してそのような真理に達したりするものだ。
ケガや病気をした人だけが、普通に病気なく暮らせることの素晴らしさを強く実感するがごとく、暴風雨に揉まれた人のみが、その真理に到達する一番近い位置に立てる。
それは大変そうな道だと思うかもしれないけれど、結果的にその道しか、「楽」はやってこない。

ただし、一般に「狂」は怖いものだと思ってしまう。
あってはならぬもの、封印しなくてはいけないものだと。
そんなものは理性で抑圧して、なかったことにしてしまえと。

誰しも『狂』がある、開放した人だけが突き抜けられ、最高の『楽』を得られる

しかし、前にも言ったけれど、「狂」はどのシーンにも、どんな人間にも存在するんだ。
飼いならすか、発揮せずにカビを生えさせるか、飲まれてしまうかの違いだ。

例えば…

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天才の有する異常な執着性

脳が覚醒した時の脳内、瞑想状態のこと

『狂』を飼いならせ

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発言者:岩波英知

1946年栃木県生まれ 東京と大阪で世界最先端の独自の脳内プログラムを開催。 誰ももたらすことができない決定的な脳内体感を体験した多くの有名人や芸能人、医師や経営者にファンが多い 。


自著(奇跡の脳覚醒)より抜粋

脳の魔術師、鬼才と呼ばれる心理脳内コンサルタント。 若い頃より人間の計り知れない可能性に興味を持ち、脳に関する独自の研究を行う。 そして、誰も到達できない脳覚醒技術の開発に至る。 その技とノウハウは世界一と称されており、岩波の脳覚醒セッションには、その凄さと評判を聞きつけたクライアントが世界中から駆けつけている。 また、その技術のみならず、岩波の言葉は多くの人に大きな刺激を影響を与えている。


執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ

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