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脳覚醒トランス下における根源的感動

脳覚醒トランス下における根源的感動

人間が幸せに生きるために絶対に不可欠なものとは?

どうせ生きているのなら、感動を味わいつくしたい、それは誰もが願っていることだと思います。
でも、仕事や学校、人間関係やしがらみ、社会状況が、それを許さない。
様々な条件や思惑の中で、人は生きていかなくてはいけない。

さらに文明が発達し便利になればなるほど、それと引き換えに、人間の最も大事な『何か』が抜け落ちて、何か空虚感を感じながら多くの人が生きている。
『何か』とは何か?

生命的な、根源的な何かだ。
もっと言えば、生命としての歓び、生命的情動が打ち震える歓び、それらの感動は、最も原始的でありながら、一番深いものだと思う。
それを取り戻すことが、空虚感を埋める一本道だ。

虚しさ、虚無感…なにかが人生に足りない…

歓び・感動には色々な種類があるけれど、今の社会じゃ、表面的な・刹那的な・享楽的な喜びはたくさんある。
皆それで楽しんでいるけれど、どこか虚しさを感じたり、「何か違う」「私のやりたいのはこれなのか・・・」と思っている人は実に多い。
うすぼんやりと「何か」が足りないと思っているが、その答えは、原始レベル・本能レベル・情動レベルの感動だと私は思う。

表面的な楽しさといったけれど、それはそれで価値がある。
味わわないよりも味わったほうがいいに決まっている。

しかし、人生全体から見た場合、もっと根源的な・生命的な感動というものが、今の社会は希薄になっていると思う。
冒険したり、スポーツに一生懸命取り組んだり、大きな仕事を達成した時ぐらいしか、生命的な情感のようなものが、心の底から打ち震える経験がない。
味わったことがあったとしても、また味わえる保証はない。
下手すると一生味わえないまま、老い衰え、命の灯火が消えていく可能性だってある。
その時の辛さ、苦しさ、むなしさは絶対味わいたくないものだ。

人間は動物に過ぎない。だからこそ感動が最強のエネルギーとなる

人間は、本質的に生物であり動物なんだ。
脳に根源的感動を味わわせないと、生命的なエネルギーがどんどん退化していってしまう。

各個人が悪いわけではなく、そういう社会状況だからしょうがないこともある。
でも、私は、心が打ち震える感動をしてこそ、生きている価値が増すと思っている。
「とりあえず」「ぼちぼち」「何となく」「つまらない」「めんどくさい」「まあまあ」「やる気が起きない」「こんなもんさ」「どうせやったって・・・」
こういう思考に陥らせやすい社会構図だからこそ、もっと生命的に、もっと根源的に、脳と心を打ち震わす感動をしてほしいと思っています。

子供時代の純粋な感動をすり減らして大人をやっていないか?

脳は味わわなくなった刺激は、どんどん片隅に追いやってしまう。
あったのかなかったのか、あったとしても思い出そうとすればするほど遥か彼方に追いやられて、もはや日常では思い出せなくなる。

例えば、子供時代の天真爛漫な楽しさを味わっていたとしても、大人になるにつれ、どんどん記憶が薄れていって、現在はただ耐えて、辛さを感じながら生きている人がいる。
その数は実に多い。
こういう人に「子供時代を思い出せ、あの頃の気持を取り戻せ、そうすれば人生は楽しいぞ」とアドバイスをしても、思い出せないのだから難しい。
それにせいぜい、「あの頃は楽しかったよなぁ」という追憶だけで終わる。
それが現在の脳には結びつかない。

情動が揺り動く時、抑え込んできた感情がほとばしり出る時、人生が一変する

とてもじゃないが、感覚、感情が衰えたまま脳を変えることなんて不可能だ。
まずいことに「昔は良かったのに・・・なぜ今は・・・」といった方向で気に病んでしまう。
辛さを感じて生きていない人でも、やっぱり現代病ともいうべき、本能の衰退によるエネルギー不足を感じ悩んでいたりする。
そして、焦りが焦りを呼ぶ悪循環に陥る。
そういう人は、本能再生を果たさないことには、かつてのようなエネルギーは発揮できないだろう。

人間は思っている以上に脆い生き物だ。
それは本能を大事にしていない人ほど脆い傾向にある。
だから、原点に戻って、抜本的対策を取らないとひどいことになる。

植物が大きくなるために太陽光と二酸化炭素と水が必要なように、人間にも空気と水と食料がいる。
しかし、人間には物理的側面の他に、心理的側面がある。
心理面には、愛と感動が圧倒的な心の栄養を与えてくれる。
ひいては脳にも良い影響を与える。
いい神経伝達物質を分泌して隅々まで行き渡らせてくれる。

心の栄養、脳の栄養があるから生き生きと生きていられる

心の栄養がないと、死にはしないけれど、ストレス、忍耐、つらさ、苦しさ、希死念慮の中で生きることになる。
これは悪化すると、死んだほうがマシと思うぐらいの生き地獄になってしまう。
しかし、耐えたから、その先に幸せがあるかというとなくて、ひたすら苦行が続く。
神も仏もいないのか! そう嘆きたくなるぐらい先が見えない。

そんな人が現在進行的に脳で味わっているのが、先ほど言った「忍耐、苦しい、辛い、焦り、落ち込み」だけになる。
こうなったら、アドバイスもカウンセリングもコーチングも気休めに近い潜在意識アプローチもすべてが脳とメンタルブロックによって跳ね返される。
脳がすっかりマイナスの要素に上書きされているのだから、聞き入れたくても受け入れようがないからだ。

脳にダイレクトに瞬時に感動のスイッチを押すことが出来る

こうなると、本質的・根源的アプローチが必要になる。
脳は久しく味わわない感覚を片隅に追いやっていくと言ったけれど、脳は一度味わった感覚は忘れない。
それを再び脳に味わわせるのが…

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人間の情動の奥深くにマイナスの感情も封印されたプラスの感情も眠っている

意志の力、理性の力を使っても消耗するだけ

根源的で本質的な生命的な感動を誰でも実感できるようになる

生まれてよかった、生きていてよかったと心から感じられるように

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発言者:岩波英知

1946年栃木県生まれ 東京と大阪で世界最先端の独自の脳内プログラムを開催。 誰ももたらすことができない決定的な脳内体感を体験した多くの有名人や芸能人、医師や経営者にファンが多い 。


自著(奇跡の脳覚醒)より抜粋

脳の魔術師、鬼才と呼ばれる心理脳内コンサルタント。 若い頃より人間の計り知れない可能性に興味を持ち、脳に関する独自の研究を行う。 そして、誰も到達できない脳覚醒技術の開発に至る。 その技とノウハウは世界一と称されており、岩波の脳覚醒セッションには、その凄さと評判を聞きつけたクライアントが世界中から駆けつけている。 また、その技術のみならず、岩波の言葉は多くの人に大きな刺激を影響を与えている。


執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ

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