なぜ感情をコントロールできなくなったのか? 不安・焦り・恐怖のコントロール方法
人は不幸で生きていける、しかし…
人はどんな環境にも慣れるといわれる。
苦難、失意、嘆きの中でも人は生きられる。
不幸でも何とか生きていく。
だが、それは果たして「生きている」と言えるのか?
人間は前進、変化、達成感、感動、刺激があるから、生きる喜びを実感できる。
一方、苦しみと悩みのどん詰まりの惰性に陥ってしまうと、それとは対極の生活になっていく。
その暗黒世界にどっぷり浸かっていないだろうか?
根本的に変えないかぎり、「死んだほうがマシ」な状況で生きていかざるを得なくなる。
精神的悩みや神経症は、自殺にまで人を追い込むほど苦しく、しかも全く先が見えないものだ。
が、生き延びるために逃げ場を必死で作り(向精神薬を含む)、暗い気持ちの中でも人は生きていく。
生き地獄だろうと、「いつか、きっと、そのうち…」悩みが解決してくれていることを願う。
先のことはわからない、だからいつのまにか最悪な精神状況が和らぐことに期待する。
それしかやる方法が潰えてしまうからだ。
自分の心(潜在意識や無意識)は甘くない。自分に牙を剥く
だが、自分の心ほど甘くはないものはない。
いつのまにか神経症レベルの悩みが解決していたなんてことは、データ的にもありえない。
それは自分の身に置き換えてもそうだと思う。
結局悩み続けてきた間に何か大きく前進しただろうか?
感動が減り、感情が死に続けていないだろうか?
逃避や防衛策を講じ「平穏無事」な状況を作り上げて生き地獄から免れていても、その生活に余裕と充実感はあるだろうか?
悩みと苦しみの終わりの見えない堂々巡りを断ち切って欲しい。
自分の尊厳をボロボロにする今の状況を変えて欲しいと強く願っています。
そうしないと生まれてきた意味が無いし、これからずっと同じことを繰り返し後悔し続けていくことを考えたら、今しかチャンスはない。
一度きりの人生なのに、自分の心すらコントロールできない、つまりドロドロとした悪い感情に虐待され続けることはあってはならないことだ。
悪い感情を自分の意志でコントロールができない理由
そして、今まで感情をコントロールできてこなかったのならば、これからできることはないということを言いたい。
こうしてもがいているうちに時間は苦しみの悪循環だけを積み重ねていく。
なぜコントロールできないか?
精神状態をコントロールできる条件は、自分の心の本質がノーマル状態の時だけだ。
だから異常事態になりそうな心を初期状態なら制御できる。
だが…
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ジレンマ、焦り、自信喪失という負のサイクル
苦しみという『安住の地』から抜け出せなくなる
ずっとこのままでいいのか?
現実の状況、将来の苦境をしっかり見つめる勇気
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執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ |