親の言うことを子供が聞かなくなる理由
悩んだ子供ほど大人をやる
子供は精神的に悩み続けると無意識から混乱してしまうけれど、四六時中そうではありません。
例えば、学校に通う前になると錯乱に近いほど抵抗感を示したり、ある場面だけはすっかりマイナスの感情に呑まれてしまうけれど、それ以外は普通だったり、と。
大人が考えているよりもずっと、ある面では冷静だったりする。
ハッとするほど、ゾッとするほど冷静で、ちゃんと立派な意見を持っている子供も多いのです。
親の方がしっかりしているようだけど、視野が狭くて、固定観念のかたまりだったりする。
「こうあるべき、あれをしておけば間違いない」など知らず知らず狭い世界でしか物事を見られなくなっている。
逆に子供が大人をやっていたりする。
本当にしっかりしている。
心に傷を抱えていたり、不登校になったり、引きこもりになる子供ほど、非常に冷静でよく物事を見ているものです。
そして冷めています。
(非常にもろい部分を持つ反面、別の面では尊敬するしかない能力を有しています。学力とは別の頭の良さを持っています)
子供は自分の心に呑まれながらも冷静に親を見ている
親がそのままの頭で、子供に何かしよう、コントロールしようとしたら、当然子供は舐めるし、ある意味バカにします。
だから、「大人の意見」を入れてしまうと、子供は反発して言うことを聞かなくなる構図ができます。
どんなにそれが大義名分があり、正解だったとしてもです。
同時に、子供は冷静に客観的に物事を冷めて捉えていますが、どんなに正しいと思っていることでも、「気持をわかって欲しい」という感情的欲求の方がはるかに強いのです。
これは子供だけの話ではないのですが・・・・。
大人の正解のほとんどは、子供にとって、自分の気持を踏みにじるアドバイスにすぎません。
言ってみれば、ハード・ネゴシエーター。
これほど説得が聞かない存在はいないかもしれません。
親が思っている以上に、大人だったりするから、子供だからといって舐めると親子関係に重大な歪みが生じます。
親もやっぱり知恵を持っているから、子供に物わかりがいい大人だと思わせるように演技をしたりします。
それで子供に接しようとします。
そうすれば子供のガードが外れて、コントロールしやすくなるだろうという下心を持って・・・・・
しかし、
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愛情のボタンの掛け違いがさらなる矛盾を産んでいく
発言者:岩波英知 1946年栃木県生まれ 東京と大阪で世界最先端の独自の脳内プログラムを開催。 誰ももたらすことができない決定的な脳内体感を体験した多くの有名人や芸能人、医師や経営者にファンが多い 。 自著(奇跡の脳覚醒)より抜粋 脳の魔術師、鬼才と呼ばれる心理脳内コンサルタント。 若い頃より人間の計り知れない可能性に興味を持ち、脳に関する独自の研究を行う。 そして、誰も到達できない脳覚醒技術の開発に至る。 その技とノウハウは世界一と称されており、岩波の脳覚醒セッションには、その凄さと評判を聞きつけたクライアントが世界中から駆けつけている。 また、その技術のみならず、岩波の言葉は多くの人に大きな刺激を影響を与えている。 |
執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ |