親は親の人生を走ろう 親がブレて迷っていたら子供は立ち直れない
親の不安が子供の主体的行動を損なわせる
親は子供が可愛いあまりに、不登校や精神的なもので悩んでいる子供に対して、何かとうるさいことを言ってしまいます。
口やかましく言わなくても、ずっと心配で常に気にかけることも、あまり好ましくありません。
中には、親が焦って客観的な判断力を失って、自分の都合で子供を追い詰めてしまいます。
しかし、それがいくら子供にとって良いアドバイスであっても、子供は「どうせわかってくれないくせに」と冷めて見ているケースが多いのです。
だから、度が過ぎると「もう口も聞きたくない」となります。
そこで、これではまずいと思って、いろいろな知恵を使って、方針転換をします。
本やカウンセラーのアドバイスなどで子供に接するけれど、子供はそのメッキをすぐ読んでしまう。
子供は恐ろしいくらい敏感です。感受性の塊です。
それにずっと暮らしてきているわけだから、親が知恵を使って、自分を何とかしようとしているなんてことはすぐわかります。
それを親がわからないままだと、何とかしようとする行動すべてが仇になります。
子供は親に気を許せなくなって、ますます親子間の感情的距離が遠のいてしまうのです。
親が一人の人間として確立できた時、子供も強くなっていく
だから、その時に、何をやるかいうと、色々小細工や変な知恵を回すよりも、親が自分のやりたいことをやって燃えて下さい。
「子供のことは、どうでもいい」と思っていて、子供に相談事など何か言われた時だけは、「ちょっと何?」と聞いてあげてください。
それは、特に母親にとって一番つらいことですが、それが一番子供との距離を縮める方法でもあります。
子供に関わりすぎて、自分のことができない親は、子供がそうであるように、すべてではないにせよ、自分自身にも心に迷いがあると思います。
だからこそ、子供にそれだけ負荷がかかってしまった、というケースが多いのです。
学校や人間関係といった外的ショックはあるにしても、です。
子供をなんとかしようと、焦ってもがいて自滅するよりも、まずはご自身の足元を固めて、自分がやりたいことに向かって走ってください。
これから歩んでいく人生を燃えてください。
今までどおり子供のことだけ心配していると、子供は自立できないし、ますます殻に閉じこもり悪循環になります。
子供の問題は、子供だけのことでおわるのではなく、親の人生全体への問いかけをされているのです。
最悪なのは、子も親もうつ状態の泥沼にはまっていくこと
一番まずいのは、子供もどん底に陥り、親もそれに引きずられて、落ち込んでいくことです。
これでは、いくら相談できるところに通っても、通わせようとしても、子供は主体的に取り組むことはできません。
親の心配そうなハラハラ・ドキドキの視線が、
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子供の立場で、自分の問題で錯乱している親を見てどう思うか
発言者:岩波英知 1946年栃木県生まれ 東京と大阪で世界最先端の独自の脳内プログラムを開催。 誰ももたらすことができない決定的な脳内体感を体験した多くの有名人や芸能人、医師や経営者にファンが多い 。 自著(奇跡の脳覚醒)より抜粋 脳の魔術師、鬼才と呼ばれる心理脳内コンサルタント。 若い頃より人間の計り知れない可能性に興味を持ち、脳に関する独自の研究を行う。 そして、誰も到達できない脳覚醒技術の開発に至る。 その技とノウハウは世界一と称されており、岩波の脳覚醒セッションには、その凄さと評判を聞きつけたクライアントが世界中から駆けつけている。 また、その技術のみならず、岩波の言葉は多くの人に大きな刺激を影響を与えている。 |
執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ |