対人関係におけるコミュニケーション
コミュニケーション上達の理想と現実
コミュニケーション能力が抜群の人は、どこが他の人と違うのか?
話し方教室に何十年通おうと、会話術の本を完璧に暗記しようと絶対到達できない世界を手にすることがここではできます。
そのために、今までのコミュニケーション、会話の常識を捨て去らなければいけません。
普通は、話し方の技術を学べばコミュニケーション力が上達できるかもと思う。
そうなれば、異性からモテるし、みんなからもっと認められ、上司からも評価されるし、近所づきあいもママ友の付き合いもすべてがうまくいく、と幻想を持ってしまいます。
でも、誰もが劇的向上できるわけじゃないし、人間関係の現実ってやばいほど厳しい。
一生懸命学んだ割には、人がついてきてくれない、ぺらぺら喋っても人の心の奥底に響いていないよう感じがする。
自分のしゃべりが悪いのか、もっとうまく話さないといけないのか、もしかしたら自分の存在そのものが人からバカにされるオーラを発しているのか?
そう思い悩んでいきます。
会話スキルの工場は、技術じゃなく、場慣れ、経験の数だよ、という人もいる。
たしかにその通りだけど、ではあがり症の人はそれでは説明できない。
あがり症の人は数をこなせばこなすほど、トラウマの数を増やし、極度の緊張と予期不安を高めてしまう。
大学の教授にしても、校長先生にしても、場数をこなしている割には、聴衆は非常に退屈している。
なぜか?
惹きつけるものがないからだ。
人の集中力は10分しか続かない。
しかし、趣味に没頭していると時間を忘れ、あっという間
に一日が終わっていることがある。
それは心がゆり動いているから。
そこにヒントがある。
対人関係におけるコミュニケーションの神髄
人間関係におけるコミュニケーションの本当の神髄は、心を揺り動かさすことにつきる。
当所の会話の格闘術もそれを主眼に置いています。
場数でも話し方の技術だけでも、コミュニケーションスキル向上の決定打にならない。
もっと根本的なコアの何かがある。
それがないと、いくら本を読んでも話し方教室に通っても、場数を踏んでも到達できない。
会話の格闘術で、「あること」を学べば必ず違うステージにいけます。
これには自分の経験を思い起こしてみても、非常に自信を持っていることです。
「あること」とは、その人の言葉や物腰の裏にすべてついて回るもの。
つまり、コアの部分、ハートの部分、感情と情動の部分だ。
きれいな言葉の羅列では、絶対人の心は動かない。
たどたどしくとも、言葉少なでも、コアさえあれば必ず人の心に到達できる、波紋を起こせる。
だから、流暢に話そうと焦る必要はない。
焦れば焦るほど、どうにかしようと葛藤が起き、悪循環に陥る。
今のあなた自身で構わない。
あなた自身でなければ逆にすべてを殺してしまう。
「自分自身を発揮したからこそ、人に攻撃されるのでは?」と反論する人もいるかもしれない。
それは、『自分自身でいることに罪の意識を持っているから』が、答えだ。
その強固な思い込みも外していかなければいけない。
会話の格闘術
自信を持っている人は自分の言葉を信じている。
信じているから感情(ハート)が言葉に乗る。
極論すれば、ハートがあれば、たった一言だけでかまわない。
人に話をする時に、一種の陶酔がある。
人に言う前に、絶対崩れないような暗示が自分に効いている。
それさえあれば相手も変わる。
普通の人がやっても、対人緊張の人でも、「ばれたかな、どうかな」と変に状況判断してしまうから、それがきかない。
生き様がそうなっていれば言葉にオーラやパワーが乗る。
知恵や知識だけでは絶対獲得できない要素だ。
つまり会話の格闘術は生き様術なんだ。
生き様から、コアの部分から、構築していくのが会話の格闘術だ。
コミュニケーションとオーラ
生き様が決まると歩き方、ものの拾い方、電話の受話器の取り方までまるっきり変わる。
腐った気持ちの人間、惰性の人間は缶コーヒー買うのもだらけている。
それがすべてオーラにつながる。
人は知らず知らず、そこで相手の器量を判断してしまう。
オーラとはつまり生き様だ。心のコアの反映にすぎない。
生きている生と死んでいる生の差はそれだけで決まってしまう。
ということは、コアがない人は、簡単に相手に心理を読まれてしまう。
心理を簡単に読まれると、低く見られる、バカにされることにつながる。
だから評価が芳しくない、誰も認めてくれないというのも、どこかに原因がある。
やはり仕事でも私生活でも、人から低評価を受け続け、いじけてしまうのも悲しくはないだろうか?
人生は一度しか無いのだから、誰もが認めてくれるようなオーラを身に着けて、生きたくはないだろうか?
会話の技術と対人関係
相手の悪意や妬みも当然あるだろう。
しかし、コアさえあれば、相手の悪意をも溶かすことが絶対できる。
超越することができる。
コア・ハートの部分を学んでいないと、機敏さもでないし、パワーも出ない。
動きも鈍くなり、言葉に「言霊」がやどらない。
精神的な意味で、
「やられたらやってやる!」という人間は相手を揺り動かせるだけのパワーが備わっている。
優しそうな顔をしていても。
オーラは決して演技とか知恵で獲得できない。
「やる!」というオーラ。
覚悟もリスクへの挑戦もオーラとして出る。
それがすべての人間の価値尺度になる。
今一度、人間も動物、本能で相手を感じ取る存在だと言うことを思い出すべきだ。
だから、小手先の技術、知恵など二の次、三の次にすぎない。
そこが何を学んでもうまく行かない説明であり、うまく生かせる最大の秘訣でもある。
じゃあ、会話の技術はいらないのか?
いる。
技術を発揮するための技術とコアを持っていればが最低条件になるが。
根本、コアの部分を学ぶことができたら、もう怖いものはなくなる。
自信をもって教えることができるし、必ず「コミュニケーションの達人」になれることを約束します。
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発言者:岩波英知 1946年栃木県生まれ 東京と大阪で世界最先端の独自の脳内プログラムを開催。 誰ももたらすことができない決定的な脳内体感を体験した多くの有名人や芸能人、医師や経営者にファンが多い 。 自著(奇跡の脳覚醒)より抜粋 脳の魔術師、鬼才と呼ばれる心理脳内コンサルタント。 若い頃より人間の計り知れない可能性に興味を持ち、脳に関する独自の研究を行う。 そして、誰も到達できない脳覚醒技術の開発に至る。 その技とノウハウは世界一と称されており、岩波の脳覚醒セッションには、その凄さと評判を聞きつけたクライアントが世界中から駆けつけている。 また、その技術のみならず、岩波の言葉は多くの人に大きな刺激を影響を与えている。 |
執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ |