エゴ(本能)を充たすことの重要性と神経症・あがり症・メンタル弱点克服の関連性
なぜこんなに人は悩まなくてはならないのか?
満足いく人生ではなかった。
感動を味わうことが厄介な自分になってしまった。
ストレスを抱え込み、ボロボロになっても、突破口は見られなかった……。
それらはエゴ(本能)を充たす生き方ができていなかったからです。
親の教育であったり、幼少期からの環境であったり、学校での悪意ある出来事など、エゴを充たしたい気持ちを阻害されてきたからです。
それが心の抑圧につながり、自分を見失い、傷つきやすく、もろくなり……の悪循環に陥ります。
エゴを満たして生きてきたか?
逆にエゴ(本能)を充たすことこそ、神経症やあがり症などの心の悩みを解決する突破口です。
本来動物は悩みを持っていない。
人間は最初動物だった。
昔は、人間も今のようにはそれほど悩んでいなかった。
だんだん心に自然な遊びもなくなって、本能で感動することが難しくなってきた。
ましてや現代社会では、子供はカリキュラムを作られ学習し、窮屈に生活し、もう自然じゃなくなっている。
自分を見失ったまま、何かに動かされたまま思春期を経て、一本のレールに乗って、それでやっと「大人」の形になってくる。
しかも、そこから挫折しないがため、うまくやるために知恵で何とか生きようとする。
社会も、知恵と理性で生きることを要求する。
本能をむき出しにすることは悪徳だと……。
エゴを充たすことより、他人のことを考えろ、と。
そちらのほうが管理が楽だからだ。
本能を発揮できない人ほど悩み傷つきやすい
特にそれを「絶対に許さない」環境で育てられてきた子供は、自動的に本能を抑圧してしまう。
もちろん、必要最低限の知恵や理性は生活していく上じゃ必要だけど、本来の貴方の本能はどこに行ってしまったのか? と問いたい。
人間は理性と本能とのバランスがうまくとれている。
だから、現代文明は発展したわけだけど、今日の人間社会でうまくいかせるために、理性だけをどうしても大きく使ってしまう。
神経症で苦しむ人は、本能を残酷なまでに押さえ込んで、理性だけ肥大化させて生きている(それ以外の方法を知る機会がなかった)。
本能を満たして生きている人と社会性
でも悩まない人は、社会で理性を使ってうまくやりながらも、ちゃんと本能(エゴ)の欲求を満たしている。
だから、毎日が充実しているし、楽しい。
本能・エゴを充たしている生き方ができているからこそ、しっかりと理性を使うべき時に使える余裕がある。
プラスの経験値を持っていて、自分にも自信と存在価値があると思うから、ちょっとした敵対人物、厄介な状況に直面しても、乗り越えられるし、気にもならない。
楽しいから、感動できるし、プラスの経験値が増えていく。
そのくせ、ちゃんと社会や人間関係で潤滑油を流して、非常にうまくやっている。
エゴをちゃっかりと充たしている人ほど、社会ともうまくいく。
職場でも私生活の場でもどこでも充実できる。
知恵を使って疲れてボロボロになる流れ
神経症など心に悩みを抱えている人は、育った環境で、本能とエゴを充たすことを極度に制限されている。
知恵を使いながら周りと合わせ、自分の心は感動しなくて冷めちゃうから、当然感情的ひずみが来る。
何が起こるかというと、集中力が無くなったり、憂鬱になったり、すぐに疲れたり、ストレスがたまったり、動きが悪くなったりする。
当然、抑うつ状態で感情も死んで、ストレスがたまった人間は、いいコミュニケーションをとれる余裕もないため、人間関係だって悪くなる。
人はみな、実はエゴのかたまりだから、相手とも摩擦が起きたりする。
相手だけがエゴを充たし、自分はそれがかなわない。
充たそうとしても罪悪感が先に立つ。
もうボロボロになる。傷つきやすくなる。
人も自分も社会も許せなくなる
エゴを必死で抑えて生きている人は、社会的に立派なはずなのに、 エゴ(自己主張)を出さない人間は、人間的にどこか信用できないと思われるおまけまでつく。
いい人ほど不幸になっていく、こんな悲劇は、すぐに終わらせなければならない。
潤滑油を流しながらエゴを満たせ
そもそも人間の心は自由でいないと、どこかでひずみが来る。
人間関係の本質的な基本は、エゴとエゴの塊同士の人間が集まって、そこでコミュニケーションをとっていくというもの。
でもそれじゃ摩擦が起こるから、潤滑油が流れないとうまくいかない。
ということは、ある程度はあわせて、ある程度は自分のわがままを通していく。
その潤滑油を流していく。
自分のエゴを充たせない人は、潤滑油を流すこと自体が演技と知恵でするから、非常に疲労していくわけだ。
だから、エゴを充たすことが必要だ。
抑え込むだけの人生を死ぬまで続けていたんじゃ、完全に疲れ果て無気力になるか、鬱憤が溜まりすぎて暴発して取り返しがつかなくなる。
自己肯定感、自己承認欲求を満たすために
エゴの満喫ができたら、満足して生きられるし、自分を肯定的に見られる。
感動できるから、モチベーションも上がる。
傷つくことへの耐性も非常に強くなる。
これが悪循環を断ち切り、好循環の上り調子の人生になる秘訣です。
あとは、ちょっとだけ潤滑油を流す方法を身につければいいだけ。
順番は、まずはエゴを満たすことが先だ。
理性での対策は限界がくる
それらの方法を教えると共に、ルーツ分析と組み込んで、総合的に悩みに対処していきます。
コミュニケーションや人間関係、悩む思考に関する認知の歪みも教えていきます。
気づきは非常に大切で、まずは理性の部分、そして心の底からの、感情を伴った気づきにつなげていきましょう。
迷っていると、広い視野で悩みにハマっている自分を見られなくなります。
本当の気づきは、脳の深い原始レベルで生じるものです。
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発言者:岩波英知 1946年栃木県生まれ 東京と大阪で世界最先端の独自の脳内プログラムを開催。 誰ももたらすことができない決定的な脳内体感を体験した多くの有名人や芸能人、医師や経営者にファンが多い 。 自著(奇跡の脳覚醒)より抜粋 脳の魔術師、鬼才と呼ばれる心理脳内コンサルタント。 若い頃より人間の計り知れない可能性に興味を持ち、脳に関する独自の研究を行う。 そして、誰も到達できない脳覚醒技術の開発に至る。 その技とノウハウは世界一と称されており、岩波の脳覚醒セッションには、その凄さと評判を聞きつけたクライアントが世界中から駆けつけている。 また、その技術のみならず、岩波の言葉は多くの人に大きな刺激を影響を与えている。 |
執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ |