Dream Art Laboratory


不安の感情が出た際の対処法

親の教育、しつけ、抑圧、自己否定、神経症、悩み

不安、それは出て当たり前の感情

誰しも生きる上で、不安の感情が起きるもの。
起きない方がおかしい。
起きて当たり前。
不安とは永遠の腐れ縁だ。

だけど、不安の感情が起きたときの対処法で、生きやすい人間になるのか、生きにくい悪循環にどんどんはまっていく人間になるのか、はっきり分かれてしまう。


不安の感情の対処法を間違えると大変なことになる

つまり、不安の感情が生まれたときこそ、一番大切だ。
その時、どうしようと焦ったり、どうにか沈めようと思ったり、気持ちを切り換えようと思ったりすると、ますます泥沼にはまる。
常に不安と不毛な闘いをし、より強い不安のヘドロにどっぷり浸かることになる。

不安の渦に巻き込まれ、もがこうとすればするほど、不安を意識し、底なしに苦しくなるだけ。
不安がもっと強大な不安を呼び出し、落ち着かなくなり、しまいにパニックに近くなってしまう。
不安の感情は高ぶり、始末に負えなくなってしまう。

結果どんどん最悪な状態になる。
もちろん悪循環の習慣もついてしまうし、抜け出しようがなくなる。
不安の種が近くに存在しなくてさえ、生きている限り襲われ続けることになる。


不安はこうやって対処しよう

だから不安の感情が出てしまったときは、静まるまで投げるくらいの気持ちが必要だ。
「不安の感情なんかどうでもいい! 勝手に不安になっていろ!」という他人事のような気持ちで、遠くからそっと見るときの気持ちが一番大切。
不安の当事者ではなく、他人事になる。
そして無理に消そうともしない。

今まで長い間、本気で不安の感情に向き合って、「なんとかしよう」という一念で頑張っても、結果は悪循環にはまり、どうにもならなくなってしまった。
これから他人事のように、不安の感情が起きても、大きくなっても、「勝手になっていろ!」「不安になったらそれでいい」という開き直りの覚悟でやる。
最初は大変だけど、慣れてできるようになる。
客観化の習慣をこれからはつけていく。

もし不安対処法を身につけられないと、平穏無事にこれから生きられる保証はない。
不安がないように、ないように、と常に怯えながら逃避し続けた先には、恐怖の断崖か不安の底なし沼しかなくなる。
不安を見ないように見ないようにすると、急に断崖から落ちたり、底なし沼に永遠終わらない不安地獄を味わうことになる。


なぜこんなに不安なのか? 原因は自分の心のコアに存在している

怖い話を書いたけれど、実際そうなってしまった人は多くて、かなり長い間もがき苦しんで、やっと私のプログラムを受けています。
皆さんはもっと早く受けたかったと言っていますが、不安の対処法一つで、時間が大きくロスになって、悩んだ期間すべてが無意味になってしまう怖さがあります。
だからといって、不安対処法がダメだから悩んだんだということを言いたいのではありません。

不安が勝手に生じるからには、必ず理由があり、それは幼少期から思春期を経て大人になるまでのどこかで、怯えやすくもろくなる神経になった原因があります。
自己肯定感を与えてくれなかった親かも知れませんし、いじめやからかいをしてくる同級生かも知れませんし、自分のエゴを潰した学校の先生かもしれませんし、自然災害や事故が原因かもしれません。

しかし、原因があるということは、必ず対処のしようがあるということなので、期待してください。
不安の種への執着している無意識の部分から処理していったり、マイナスの感情を抑圧し続け、それでもこらえきれなくなった情動の処理ができるので、現在にも悪影響を与える不安のトラウマを断ち切ることができます。


その上で、普段からの不安対処法を組み合わせていけば、不安に襲われても「それがなんなの? 勝手になってろ、アホ!」と突き放せて、びくともしない人間になれます。
貴方は変われます。希望を持ってください。

 

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発言者:岩波英知

1946年栃木県生まれ 東京と大阪で世界最先端の独自の脳内プログラムを開催。 誰ももたらすことができない決定的な脳内体感を体験した多くの有名人や芸能人、医師や経営者にファンが多い 。


自著(奇跡の脳覚醒)より抜粋

脳の魔術師、鬼才と呼ばれる心理脳内コンサルタント。 若い頃より人間の計り知れない可能性に興味を持ち、脳に関する独自の研究を行う。 そして、誰も到達できない脳覚醒技術の開発に至る。 その技とノウハウは世界一と称されており、岩波の脳覚醒セッションには、その凄さと評判を聞きつけたクライアントが世界中から駆けつけている。 また、その技術のみならず、岩波の言葉は多くの人に大きな刺激を影響を与えている。


執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ

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