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瞑想・呼吸法を自力でやる危険性と変性意識の罠

瞑想・呼吸法の危険性と変性意識の罠 トランス呼吸法のやり方

自力で瞑想や呼吸法をやる危険性と効果の持続性の無さ

確かに呼吸法や瞑想は知恵や理性でのメンタル対策と比べ、より深い位置から心を洗うことができる。
しかし、自力でやり方を間違えると人によってはコンディションをズドンと落としてしまう毒薬となってしまう。

呼吸法も瞑想も果てしない可能性が眠っていることは確かです。
実際すごいものだし、トランス呼吸法を見よう見まねで一人でやって、心が一瞬でも楽になったという人はたくさんいます。
とはいえ、途中までは良くても必ず壁にぶち当たったり道に迷う事になってしまう人も同じ数います。

それで何年も自力でもがいたあげく、限界を感じて当プログラムを受けますが、最初から受けていればその数年の無駄は完全になくなっていたわけですので注意をしてください。
生半可な覚悟では火傷をするし、人によっては大やけどを負ってしまうぐらいの両刃の剣になるのが呼吸法であり瞑想法です。

呼吸法にはとんでもない効果を得られる可能性が。しかし…

呼吸法にとんでもない威力が秘められていることは100%保証します。
しかし、そのすごさや威力がマイナスに点火されてしまう危険性もあることを踏まえてください。

呼吸法や瞑想法は変性意識状態に入ることが一つの目的です。
変性意識の可能性は確かに凄いのですが、自力では逆効果に陥る危険性についてこれから述べていきたい。

せっかく呼吸法や瞑想に取り組むからには価値を産んで欲しいと思います。
けれど、中途半端に心の闇や抑圧やストレス要因を覗くだけ覗いて、何にも処理もできずにマイナスの情動に取り込まれてしまう危険性は知っておいたほうがいいと思います。
心はそんなに甘くはないし、だからこそ呼吸法や瞑想というツールが難問を突破させてくれるという期待を持つのだけど、それ以上に心はもっと深く厄介です。

瞑想や呼吸法で入れる超越的な変性意識の世界

瞑想や呼吸法で深い変性意識状態に入ると、劇的な体感になり何かを達観したり気づいたりします。
それによりマイナスは鎮まり、生き様が定まり、より良く生きる存在になれたりします。

しかし、あくまで理想論でそうなるかもしれない可能性を提示しているに過ぎず、誰もがそうなる保証は全くありません。
さらに理想に達しないうちに、自力での呼吸法や瞑想が裏目に行く可能性が強まります。
懸命の努力とエネルギーを使った割には、やらないほうがマシだった恐れすらあります。
まだ知恵や理性での対策をとったほうが、心の抑圧をのぞかないで済むだけマシになります。
まあ、それだってマイナスの感情に太刀打ちできず、無駄な時間を過ごしてしまうのですが…。
無意識で抑えきれない抑圧はいずれ顕在意識に事あるごとに登ってきます。

変性意識状態はピンキリ。全く別次元の質と深さの差がある

まず変性意識と一言で言っても、気づき悟れる状態、一体感や神秘体験を得られるほどの深い変性意識から、宇宙遊泳、幽体離脱感から、ウトウトっとした眠っているか眠っていないかのような状態から、たんにリラックス感に浸っている状態まで様々あります。

だから呼吸法で変性意識に入れれば心の難問が解決するという保証はありません。
極度に深い状態になれば話は別ですが、そこまでは到底いかないし、中途半端な変性意識状態を味わうと今度はずっと押さえつけてきた自力解消できない抑圧に飲み込まれてしまう危険性が増します。

そこまでいかなくても殆どの場合、浅い変性意識状態に入った状態で停滞するか、それすら入れないまま『焦りと雑念と気負いと落ち着かなさと苛立ちの世界』でもがくことになります。
何の変化も実感もないのに呼吸法や瞑想をやり続けて、モティベーションが落ち、不信感や迷いが生じていくのが多くの人がたどる結末です。

自力で入れる変性意識状態には限界が常に付きまとう

仮に自力では深いと言われる変性意識状態に入れたといっても、実は大した次元ではありません。
そしてそれこそが一番中途半端で危険な状態になります。

キャリアが浅い悩みやストレスならば、変性意識に入っただけで心が洗われ、生きる活力やストレス解消がなされ、よりよく生きられます。
そういう意味ではどんどん呼吸法をして欲しいと思いますが、そもそも呼吸法や瞑想をやろうという動機を持っている人は結構な悩みのキャリアを持っているし、抑圧も無意識にドロドロに渦巻いている状態が多い。
だから理性や知恵での対策にもう限界を感じ、次の呼吸法や瞑想で自分を変えようとするわけですが、そうは問屋が卸さないのです。

自力瞑想や呼吸法の危険性について

心に重い抑圧や心の傷、病的な要素を抱え込んできた人が、瞑想や呼吸法を誰の適切な指導や誘導も受けずに、ベースも覚悟も心構えも獲得していないままやると、不安・恐怖要素に直面しながら後戻りできなくなります。

つまり、マイナスの感情で充満しているダムの水を抜くために瞑想や呼吸法をやるけれど、下手に決壊させて、その濁流に自分ごと飲まれて溺れてしまうのです。
心の抑圧を解消させるには、とことんまで深い究極の変性意識状態(=武器)を手に入れないと不可能です。
自力では、武器を持たぬまま虎の尾を踏んでしまい食い殺されてしまう危険性があります。

独力で心深くに渦巻く抑圧に直面できたことは凄いことですが、その成果の割にはひどい毒にしかならない。
重い抑圧までは自力解消できないし、それよりも遥かに深い脳が覚醒した深い状態に入らないと浄化されません。

自力での変性意識状態の深さと持続性では心のコアの処理まではできない

貴方が直面した抑圧は表(顕在意識)に噴出した溶岩流にすぎず、抑圧のコアのマグマはもっと深いところに渦巻いています。
それがあるかぎり心は自由になることはありません。
いくら消防車で水をかけても焼け石に水で、コアのマグマまで冷やすことができないのが自力での限界です。

ドロドロの恐怖と不安と落ち込みが渦巻くマグマを見続け、そこから立ち去ることができないまま、地獄の炎に身を焦がさなければならない。
これが自力での呼吸法、瞑想法の危険性とうまくいかない理由です。

瞑想や呼吸法で変性意識に入るための努力が仇となる

もう一つ自力での難しさは、そもそも人は目的に向かって努力し勝利するという常識を持っている点にあります。
瞑想や呼吸法や精神世界に関するすべては、その努力が意図的やスケベ心、理性の世界でやってしまうと、すべてがアダになってしまうことです。
力が入ると変性意識に入れなくなり、やればやるほど努力が逆方向にしかいかない。
焦りと不安が生じてきて、リラックスすることすらできない。

しかも何故うまくいかないんだと考えても、結局努力と根性と気合で力を込めて突破しようとします。
だから、やるほど変性意識が遠のいていきます。
そこで小細工をして、調整をして、理性の世界で努力をしようとして、さらに迷走していくしかない。

変性意識に入ろうとする自分、感覚に身を任せる自分の矛盾

さらに変性意識に入ろうとする自分と変性意識を感じる自分という一人の中で2つの役割をこなさなくてはならず、感じる脳が疎かになり不自然な意図的なことばかり有利になる。
感じようとしても「今深まっているかな? 何か変化しているかな? 力まずできているかな? 雑念は減っているかな?」というチェックしか使えていない。
一人二役をやってしまうことですべてがうまくいかなくなります。

努力感なき努力、求めるけれど求めない思考、狂った静謐といった理想的で矛盾した精神状態に一生達しなくなります。
一人二役の弱点は、自己の脳が強烈な普通ではない意識の流れを全身全霊で味わえた時突破できるのですが、自力では不可能です。
まず自力でそこまで至れないのだから当然です。

瞑想や呼吸法で解決したい心の悩みが深い変性意識に入れなくする矛盾

そして最後は、直近の感覚を一番引っ張り出しやすいという脳の性質と貴方の社会生活のリズムの問題からです。
脳は強烈な体感をいつまでも脳奥深くに刻み込んで絶対に忘れることはありません。
呼吸法や瞑想をやろうとする人は、変性意識への可能性と興味からやるけれど、その裏側にはそうなることで解消したい「何か」を抱えています。
大雑把に言えば「何か」とは幸せに生きるには邪魔で自分に不都合なマイナスの感情や抑圧です。

つまり、その人の直近の感覚はマイナスな体験が多く、あるいは何もなくても惰性と停滞に脳が浸かっています。
いくら呼吸法や瞑想をやり続けても、それらと対極の変性意識状態やトランス状態に入りにくいのはそれが理由の一つです。
そうなると「どうしてだめなのか、なぜ変化がないのか? 何が悪いのか?」と雑念が入り込む。 いらぬ知恵で切り抜けようとする。
ますます変性意識に浅くすら入れない。
焦燥感が加速し、さらに雑念が肥大化していく。これを繰り返していく…。

主観性と客観性の問題

呼吸法や瞑想そのものが惰性化し、一人ではその迷走状態から脱することができなくなります。
そこに俯瞰から見れる客観性がないからです。何がまずいのか気づけない。
しかし客観性があったらいいのかというと、深い変性意識状態に入るには邪魔にもなる…。
この矛盾を突破しないといけないから大変です。

トラウマや心の傷は自力変性意識状態の深さでは上書きできない

そして強烈な体感で言えば、トラウマや心に傷を負った人は、決して消えない傷が脳に刻み込まれています。
抑圧で支配された精神状態をずっと味わってきている。 深い変性意識で得られる『恍惚感、至福感、多幸感、全能感、陶酔感、究極の一体感』などを味わったことが極端に少なくなっている。
そんな未知の世界への冒険にマイナスの状態から踏み出すにしても、脳が強烈な良い感覚を味わっていないし、リラックス感も味わえなくなっているし、怖いことにマイナスの強烈さを刻み込まれているのだから、抑圧地獄を見る危険性が高まります。
心を浄化できるほどの変性意識に自力で行くのは不可能に近いのです。

一番必要としている人が一番危険な目にあってしまう矛盾が現実に存在しています。
もし変性意識に入れたとしても、心の傷と膿と抑圧に直面して処理もできない最悪な状況に陥ってしまうことはすでに上述しました。

そもそも本当の瞑想状態や変性意識状態とは何かピンとこないまま時間を潰す

仮にマイナスの体感が過去にない人であっても、そもそも強烈な変性意識状態がどんなものか想像できない。
人から教えてもらえないし、自分で味わうしかない。
だけど、それを味わうために頑張っているのだから、結局想像がつかない、わからない、体感できない。
どの程度深く入れば結果が出るのか? 何か開眼できるにはどれだけ時間を積み重ねればいいのかもわからない。
わからないからただ闇雲にやってしまう。
だが、ストレスやプレッシャーが渦巻く社会生活も同時に送らなければならない。

ある一線を越えた深い変性意識に入るには、これだけの障害を乗り越えなくていけないのです。
そこに到達するためにすごい呼吸法があるじゃないかと思うかもしれないけど、あまりに自力では時間がかかり過ぎます。 途中で道に迷ってトンチンカンな方向に行って迷ってしまうかもしれないし、仮にある意識に到達しても、それが貴方が目的を達成できる次元の変性意識なのかすらわからない。
わからない、わからない、わからないことだらけだ。
それだけ内面は尋常じゃなく深いのです。

はっきり言えば、目的を達成できるほどの劇的な変性意識に自力で入ることは難しいし、とんでもない時間がかかってしまうだろう。
二度と繰り返せない時間を無駄にしてはいけないし、自力で結果を出せる保証はほとんどありません。

自力での瞑想や呼吸法の凄さ、同時にその危険性も知るべき

人の無意識は怖いもので、誰もが抑圧を抱えています。
普通に生きている人でもそうです。 成功者として人生を謳歌している人も無意識にはかなりの抑圧が溜まっています。

ましてや普段から抑圧が顕在意識に出てくる人が、目的に達するまでに抑圧の扉を開きっぱなしにして、自分で解決できるのか?
苦しみをアルコールや薬で紛らわせようとなったら本末転倒です。

そういう意味では自力での瞑想や呼吸法は非常に危険なものだと言えます。
実際にそれで頭がおかしくなってしまった人や、抑圧に飲み込まれて戻ってこれなくなった人、ズドンとコンディションがどん底状態になってしまった人がたくさんいます。
呼吸法のすごさや素晴らしさを説いている私がこう言うのも何ですが、呼吸法や瞑想のもう一つの側面について知ることで間違った道に迷い込んでしまわないためにも、あえて言っています。

自力で呼吸法や瞑想に期待を込めて頑張っている人には悪いけれど、相当の覚悟がなければやらないほうがマシだと思います。
ちゃんとした指導と誘導のもと、そしてトラウマも抑圧も処理できる状況下と精神状態でやらなければなりません。
そして脳が強烈なプラスの感覚を味わった前提での呼吸法が、自分の壁を突破し、自力でも深い変性意識状態や脳が覚醒する感覚に到れるようになるのです。

これから対決しようとしている自分の心の内面には、とんでもない威力のダイナマイトが埋まっています。
それで自爆してしまうか、成功の起爆剤にするかの分かれ道に貴方は立っています。

 

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発言者:岩波英知

1946年栃木県生まれ 東京と大阪で世界最先端の独自の脳内プログラムを開催。 誰ももたらすことができない決定的な脳内体感を体験した多くの有名人や芸能人、医師や経営者にファンが多い 。


自著(奇跡の脳覚醒)より抜粋

脳の魔術師、鬼才と呼ばれる心理脳内コンサルタント。 若い頃より人間の計り知れない可能性に興味を持ち、脳に関する独自の研究を行う。 そして、誰も到達できない脳覚醒技術の開発に至る。 その技とノウハウは世界一と称されており、岩波の脳覚醒セッションには、その凄さと評判を聞きつけたクライアントが世界中から駆けつけている。 また、その技術のみならず、岩波の言葉は多くの人に大きな刺激を影響を与えている。


執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ

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