貴方の悩みが解決しない理由
あなたの心の悩みが解決できない理由
なぜ神経症やあがり症や様々なメンタルの悩みが解決に向かわないのか?
それは言語の絶望的な差異と、心の底へ訴求する力がないからだ。
だから、自分を説得できない。
いや自分の悪い感情に飲み込まれてしまうんだ。
悩む、苦しむ、焦る、不安になる。
知恵を振り絞って対策を考え、本を読んで知識を蓄え、逃避したり必死で守ったり、時には自分なりの冒険をしてみたりする。
それでも呪いにかかったように悩みが消えてくれない。
心理カウンセラーの意義と限界
心の専門家がいる。
心理カウンセラーがその代表だ。
話を聞いてもらって、親身になってもらって、時には的確なアドバイスをもらう。
だが、それで最終的解決になるかというとそうならない。
たしかに心理カウンセラーは素晴らしい職業だし、世の中のためにどれだけ役立っているかわからない。
カウンセラーに話を聞いてもらって、心が楽になっている人は大勢存在しているし、先生方にも尊敬すべき人がたくさんいる。
だが、それは軽い悩みの初期段階だからこそ効果が出る。
ただし人間は悩み始めでは、他人に相談しない。
自己解決しようとするからだ。
ましてやカウンセラーや精神科医に相談するなんてことはまずない。
悩みに関しての本当のおプロはカウンセラーではなく悩んでいる本人
慌てて通ったところで長い悩みのルーツがあったり、こじれさせてしまった悩みは解決しない。
それで答えが出るのであれば、それ以前に自分で突破口を切り開いているはずだからだ。
なぜなら、悩む当人ほどその悩みについて一生懸命考えてきた存在はいないし、不安や恐怖から脱出するために、それこそ人生すべてを掛けて克服しようとしてきたはずだ。
その意味では、同じ悩みを経験していない心の専門家よりもはるかに知識もある。
プロはどちらかと言うと悩みの当事者の方だ。
それでも解決には至らなかった。
話だけで治るわけがない。
逆に治ったら、悩んで失ってきた時間と費やした無駄なエネルギーは何だったんだ? と逆にそれが悩みになるぐらいだ。
心理カウンセリングの大きな役割
カウンセリングの大きな役割に客観性がある。
自分の狭い世界の中でもがき苦しみ、ますます視野が狭くなって呪縛してしまう流れを、第三者の立場から判断できる。
だが、いくら客観的なアドバイスをもらったからといって、悩みはどこまでいっても徹底的に主観の世界だ。
己の悩みの苦しさ、無念さは、同じ症状を経験している人じゃないとわからない。
肉体的な病気ならば視覚的に判断できる。
一方、メンタルは顕微鏡に映らないし、せいぜい事後的にストレスで胃がひどく荒れているぐらいのものだ。
ウイルスのせいできつい心の悩みになったのだったらまだ話は早い。
しかし、目に見えない分だけ、こじれさせたメンタルの悩みは呪いと同じだと言える。
もちろん、その「呪い」は非科学的なものじゃなく、そこに至るまでのルーツがちゃんとあるのだけれど。
無意識に根付いた『呪い』は話だけでは外せない
さて、心理カウンセラーの先生は世の中にたくさんいる。
精神科の医師もそう。
学校でたくさん本を読み、一生懸命勉強して、選ばれし人だけがなれる素晴らしい職業だ。
ただし、貴方が一番知っているように、本の世界で得られた知識では抜き差しならぬ悩みを治せない。
例えば、本や教科書を読み、たくさんの症例を学び、心理学の知識をたくさん蓄え、カウンセリングのテクニックも完璧にマスターをしているカウンセラーの先生がいるとしよう。
傾聴、相槌、受容やラポールといったカウンセリングテクニックを駆使したところで、メルトダウンを起こしている心を除染できるのかというと、威力が足りない。
親身に聞いてもらい、その人に心を許せたところで、無意識の呪いは根こそぎ消えていってくれますか? ということ。
アドバイスにしてもそうだ。
「気にしないようがいいよ」「割り切ったほうがいいよ」「他の人はそんなに気にしてない」「頑張りすぎないで」「あなたはあなたでいいんだよ」「考えないほうがいいよ」
確かに正論だし、反論のしようがない。
わかっちゃいるけれど・・・
だが、人の心情は別のところにある。
そんなことはわかっているけれど、どうしてもできないから苦しむ。
感情と理解は全く別、生きることの苦しさはそういうところだ。
それに「割り切りが大事、気にしてもしょうがない、あなたはあなたでいい」と言うカウンセラーやその道の専門家が、本当にすぐ割り切ることが出来る人間なのか?
本当に強固なブレない自分を持っているのか?
不可能と思えることでも可能にできる胆力を持っているのか?
できている人も中にはいるかもしれないが、かなり大勢の先生が教科書の理論で言っているだけで、言葉に魂が乗っていない。
理屈や正論で人の感情は決して動かせない。
そこがカウンセリングの実に難しいところだ。
アドバイスする側の説得力の問題
アドバイスする側が、本当にアドバイスするに足る生き様を持っているのか?
理論・理屈だけじゃなく、実際に社会の酸いも甘いも経験し、泥水をすすり、一生懸命研究もし、理屈に凝り固まらない柔軟な思考があるのか?
『プロの「資格」はあるけれど、(カウンセリングする)資格がない』そんな人は多いと思う。
これは決してカウンセラー全般を貶めているわけではない。
先程も言ったように、これほど世の中に必要不可欠で社会に有用な存在はいないと思っていることだけははっきり言っておきたい。
言いたいことは、それだけ人間の心の奥底の問題は、複雑怪奇で厄介だということ。
もはや抜き差しならない悩みになった場合、脳や無意識に訴えかけられる言語が違ってくるんだ。
人の言語とコンピュータ言語ぐらいの差がある。
確かに苦しみを人に打ち明けて、心の負担が軽くなる。
しかし、考えてみて欲しい。
悩んで失ってきたものを。
心の負担が軽くなっただけで、バラ色の人生がその先待っているのか?
諦めてきた夢を完全に取り戻し、結果を出せるのか?
すべての競争相手のさらに上を行く存在になれるのだろうか?
悩み失ってきたロスを何倍にもして取り戻すために
残念ながら、そうならない。
カウンセリングで心が楽になったというのは、苦しかったことから比べてちょっと改善したのであって、依然苦しいことには変わりない。
苦しさがまだマシになる意味での『楽』なんだ。
失速寸前の低空飛行をせざるを得ない状況に変化はない。
持ち直したところで、再び高度1万メートルまで上昇することは難しい。
悩んだ人は一生悩んだまま、ちょっと楽になった、悪化してしまったを繰り返し、あっという間に無為無策のまま年をとっていってしまう。
その間に感動や充実感や生きる意味も自分をも消散し、空虚で辛酸を嘗めつづける人生──。
悪いけれど、いつか悩みから解放されて、自由な自分になれていると思ったら大間違いだ。
心のコアに巣食った悩みは一生ついてまわる、とことん悪さもしてくる。
呪縛があるかぎり、逃れられないんだ。
これは私も経験してきたこと。
脅しているわけじゃなくて、生まれてきたからには、生きていてよかった実感を味わってほしいと思っているからだ。
残酷な自分の無意識とマイナスの感情
悩みの種やルーツ、トラウマや感情の抑圧といった呪縛が、残酷なまでに自分のエンジン再点火の障害となっている。
それは本や話だけで解決できるたぐいのものじゃない。
もっと人間の生きる上で最も根本たる、脳のコア、無意識のコアを蝕む「呪い」を解決しなくてはダメだ。
心、脳、そして悩みの言語は、普段我々が話す言葉ではない。
感覚、感情、本能の言語だ。
自分自身を説得できるのは、その3つの言語を駆使するしかない。
悩みが治らないのは、自分のコアに言葉が通じていないだけの話。
自分の無意識に直接訴えかけられる『言葉』がある
では、そんな言語があるのか?
実際にあるから希望を持って欲しい。
脳覚醒技術、脳内・無意識訴求技術がダイレクトに悩みのコアに言葉や念を届けさせることができる。
私は人より自信や覚悟を持っているほうだし、技術にも自信がある。
教科書で生きてきたわけじゃないし、何度も修羅場をくぐってきている。
だから、ほんのちょっとだけ人よりも説得力があると思っている。
まあ、他には何の取り柄もない男だけれど。
悩みは徹底的に主観的なものだ。
トランス状態や脳覚醒状態に入った時、それはどこまで言っても究極に主観の世界だ。
自分で感じ、思い、言い聞かせ、時には大発見があり、その海の中で自由に泳ぐことが出来る。
悩みの原因を発見したり、原因を破壊するための悟り的気づきに至ったりする。
その世界では悩みと同じ目線の意思疎通ができる言語を駆使できる。
理屈じゃない、理論じゃない。
それは悟り的であり、直感だ。
だから、どんな努力しても無力感を感じたことでも、大きな効果が上がる。
これから失ってきたものを取り戻そう。その方法があるのだから
さらに私が言いたいことは、一度、悩みで感情をこれでもかというぐらい抑圧し、辛酸なめ尽くしてきたのならば、その反動を使って突き抜けて欲しい。
カウンセリングや薬だけでは、悩んで失ってきたものを取り戻すことは難しい。
もし万が一普通になれたとしても、さんざん苦労してきた悔しさまで忘れることができるのだろうか?
やりたいことができなくなった自分が、いまさら普通になったところで、やりたいことをやってきた人間を見て口惜しさと焦りを感じないのか?
ただ一度の人生において、周回遅れの自分を許せるのだろうか?
本来ならばもっと先を走っていたであろう自分の現状を受け入れることができるだろうか?
あれだけ治るため極限まで努力してきたのに、得た結果は普通か普通以下。
もしそのエネルギーをもっとプラスに費やすことができたら、それこそとんでもない可能性が貴方にあったはずだ。
だから、普通になれても悩みは続くんだ。
それはもう普通じゃない。
それに人生何があるかわからない。
強固な自分になっていない限り、いつ落とし穴にはまるかわからない。
悩んだからには、その苦しさの何倍もたくさん感動して埋め合わせしなくちゃやっていられないはず。
苦しみと耐えるためだけに生まれてきたわけじゃない。
ここでは、その流れを打ち壊すことができる。
自分の限界を超えさせる、内面で形作られた枠を破壊することができるから、飛躍することができる。
今までの必死の努力が普通以下になるためじゃなく、生きる喜びと感動をこれでもかと味わえるための人生に変えることができる。
岩波先生著作『奇跡の脳覚醒 頂点を極める成功哲学』 絶賛発売中
発言者:岩波英知 1946年栃木県生まれ 東京と大阪で世界最先端の独自の脳内プログラムを開催。 誰ももたらすことができない決定的な脳内体感を体験した多くの有名人や芸能人、医師や経営者にファンが多い 。 自著(奇跡の脳覚醒)より抜粋 脳の魔術師、鬼才と呼ばれる心理脳内コンサルタント。 若い頃より人間の計り知れない可能性に興味を持ち、脳に関する独自の研究を行う。 そして、誰も到達できない脳覚醒技術の開発に至る。 その技とノウハウは世界一と称されており、岩波の脳覚醒セッションには、その凄さと評判を聞きつけたクライアントが世界中から駆けつけている。 また、その技術のみならず、岩波の言葉は多くの人に大きな刺激を影響を与えている。 |
執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ |