なぜ人間関係でストレスをため、コミュニケーションがうまくいかず、職場、学校で孤立、孤独を感じてしてしまうのか?
人間関係でのストレスから自由になる方法
職場や学校、近所づきあいでの人間関係でストレスや悩みを強く抱える人
あがり症や対人恐怖、社会不安障害、うつ病などで苦しんでいる人
不登校のお子さんについて、大部分が共通していることです
現在生きる上で不都合な状態を抱える人の理由の一例を書き並べました。
なぜ人間関係に遅れをとるようになったのか?
親が過度に強かったり、厳しかったり、怖かったりすると、子供は萎縮してしまいます。
自己主張が出来ない子供になってしまう。
そうなると、親の顔色をうかがうようになってしまうのは必然的といえるかもしれない。
子供によっては、自分の子供心を抑圧して、いい子を演じて、親から認めてもらおうと努力します。
それだけならいいんですが、家庭の外に出たとき、親への萎縮、親の目を気にすることが、他者にリンクしてしまうと、他人に身構えやすくなる子供になってしまう。
また親に必要以上に「こうあるべき、こうしろ、なぜこうならない」と言われ続け育てられると、冒険できなくなる子供になってしまうパターンが多い。
逆に過保護でも親に依存してしまうため、外部の空気に触れたとき、もろくなりやすく、他人の目を気にしやすくなる。
そういう子供は、考え方の視野が狭くなる。
与えられたものでしか見られなくなるから。
「こうあるべき」と言われ、「こうあるべき」という理想が職場や学校で思い通りに行かなくなったとき、「どうしよう」と焦り、不安に思ってしまう。
しかしプライドは高くなり、理想と現実のギャップで苦しんでしまう。
親からの感情的抑圧を強いられ、自己肯定感を得られない
例えば、親が勉強しろと言う。
それでいい成績を取っても、「まだまだ」と言われ褒められもしなかったとき、子供の心とエゴは充たされない。
認められたというプラスの感情経験がないため、迷いが生じ自信もなくなる。
これから先、ずっと自信が得にくい心になってしまう。
褒められようと、より一層頑張ったとしても、評価や愛を親が表現しなかったり、表現するのが下手だったとき、ますます子供はジレンマに入る。
エゴが充たされない子供は何かがあったとき、崩れやすくなる。
実態のない自信がないからだ。
常に寂しさを感じ、満たされない空虚さを持って、多感な思春期になり、その時点ですでにプラスよりもマイナスへの感受性が病的に強まってしまうと、一生大人になって老人になっても、同じ精神状態をより強化しながら生き続けることになる。
抑圧せずエゴを満たして生きてきた人は知らず知らずタフな心を手に入れている
一方、わがままの子供は充たされやすい。
エゴが充たされているとは、自分そのものの存在価値を知らず知らず自己肯定しているということだから、自信をもった人間になっていく。
少しばかりの荒波も乗り越えられ、傷つくどころか、ますます自信と糧に出来る。
世間的評価を気にする家、保守的な家や環境で育ったとすると、近所、社会の眼、職場の眼が気になってしまう。
「どう見られるか、こんなことやって、どう思われるか」ばかり考える。
いつも理性をオーバーヒートになるまでフル回転させ、いい意味でバカになれないし、感情表現が苦手になり自分自身をどこか信用できない。
もし、いじめや無視、悪口というショッキングなトラウマ体験があったとすると、より一層、他人やその環境に身構える。
そんな子は、自分だけの想像の世界(嫌な思いをしたくないから)に入る子供になりやすい。
他人に対して嫌な経験値を持ってしまった人はますます生きづらさが増す
しかし、いつかは学校、社会、人の中で生きなければならない。
そもそも人と関わらないと人間は生きていけないという前提がある。
だから、過去にいじめ、からかい、プライドをズタズタにされた、など、嫌な経験値を持ってしまった人は、どうにか今度は避けようという考えで、必死の覚悟で社会、学校に飛び込む。
ということは、人に無理に合わせて生きることを覚える。
自分を殺して抑圧して演技して、過度に細かく知恵をつかって生きる。
人に合わせて生きることしか選択肢がなくなり、自分を自然に出そうとしなくなる。
どこかいつも自分に罪と罰の意識を感じて生きることになる。
いつも抑えていて窮屈で、開放感がない。
人に合わせることは、そもそもが全然楽しくない。
疲れる、神経をすりへらす。
自分がない。
そして落ち込み、ストレスでぼろぼろになる。
対人恐怖、社会不安障害が強くなり、 うつ病になる。
感情も死んでいく。
他人に振り回される。
いつも緊張している、自然体じゃなくなる。
自己主張したくてもできない。
モチベーションも出てこなくなる。
夢もなくなる。
自己主張もできずエゴも抑圧、うまくやれる想像もできないジレンマ
孤立したことがなく、うまく集団でやっていける人は、例えば自己主張したり、時にもめたり、喧嘩したり、仲直りしたり、自然体でそれができる。
傷つくことへの耐性が強い。
ところが、いじめ、からかい、などで孤立経験があると、そんな経験がない。
だからちょっと他人に何か言われたり、いざこざがあったりすると、守る、避ける、合わせることしか選択肢がない。
当然、面白くない。
心に葛藤と矛盾が起こる。
人間というものは、他人と会話、コミュニケーションや接点があったとき、いろいろもめたりもする。
でも、そこで自己主張したりするから、本人の個性、キャラが出る。
しかし、守ったり、避けたり、人に合わせて生きていると、個性も出せないし、自己主張も、エゴも満たせない。
それらが出来ないままだと、周りとはなかなかうまくいかない。
人は自分の地を見せない、エゴを抑圧する人間には案外冷たい
人間関係がうまくいかず悩みを持っている、コミュニケーション能力がないという人もそう。
なぜなら、人は殻に閉じこもった人間、無個性な人間、自分を出さないどこか守っている人間には、無反応、無関心、冷たい感情をもってしまうから。
だから周りとうまくいかないし、ますます孤立感、絶望感を深め、緊張と不安、恐怖のマイナス感情が高まってしまう。
しかし、好きでやっているわけではなく、そうなる素材があったということなんだ。
理由があってなっているのだから、そうだからといって、落ち込む必要は全く無い。
とにかく、それらを幼児期から、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人と永遠と繰り返し、積み重ねてしまっている。
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執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ |