メンタルヘルスケア
1.行動と知恵の肥大化 | 2.エゴと心の枠 |
3.下手なプライドの悪循環 | 4.悩みの外側と内側 |
5.逃避の行き着く先 | 6.結果が出ないことを考える |
7.冒険の重要性と注意点 | 8.「あるがまま」 |
9.何のための人生か? | 10.「こうあるべき」の罠 |
11.心を楽にする方法 | 12.失敗を受け入れる覚悟 |
13.知恵の生み出せる限界 | 14.割り切りが勝負を決める |
15.精神的危機は絶好の機会 | 16.思考の停滞 灰は黒に |
17.不安と自信の心理 | 18.世の中なんとでもなる |
19.泥水をすすれ | 20.障害は強くなるチャンス |
21.幸せが怖い | 22.伸びきったゴム |
23.起きたことはしょうがない | 24.何にも悪くないのに悩む理由 |
25.繊細さは長所か短所か? | 26.理性の強さは逆に自分を見失わせる |
27.一時しのぎで何とかなっているうちに克服しないとやばい | |
1 行動と知恵の肥大化 【メンタルヘルスケア】
悩む人は「電車に乗ったらこうしよう」「買い物に行ったらこうしよう」「あの場合は…この場合は…」といつも考えすぎている。
状況判断をしすぎる。天才的なほど。
「もうめんどくさい、どうとでもなれ!」と考えずに行動、グダグダいわずにやる習慣をつける。
いわゆる「バカになる」ことを覚えないと生きる…
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2 エゴと心の枠 【メンタルヘルスケア】
エゴを自分が満たせないと、人のエゴが許せず、心が許せない、その結果神経がボロボロになる。
人の笑い声、視線、物音も次第に許せなくなる。
人は所詮エゴの動物(まず自分だけが幸せになればいいと思っている)。
自分の欲望を満たした人は、冷静に物事を見られる、余裕が出てくる。
ささいなことで悩まない、クヨクヨとひっぱらない。
人はどこまで行っても動物、理性で過当に自分を歪めると悩んでしまう。
本能(感情)の部分で揺るいてしまっている(揺るがせられている)から悩む。
調和を人ととりたい人は…
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3 下手なプライドの悪循環 【メンタルヘルスケア】
下手にプライドがあるってことは、恥をかきたくない、プライドを壊したくないといった守りの姿勢になってしまう。
失敗を恐れ、自己主張もできないし、言いたいことも言えない。
もめ事もできない。闘えない。
ますます自分の中に…
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4 悩みの外側と内側 【メンタルヘルスケア】
自分の中で抱えている悩みがばれないように、表情を余裕があるように作り、騙し騙し演技して生きている。
しかし、無理に合わせることには変わりなく、ついには疲れ果てて、クタクタになる。
周りの人は騙せても、自分自身は絶対に騙せない。
表面的な「余裕」と自己の悩みのギャップでストレスが溜まり続ける。
2,3年はまだもったとしても、一生やり続ける気力が続かない。
外と内のギャップが広がれば広がるほど袋小路に入ってしまう。
演技と知恵の繰り返しをした人は…
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5 逃避の行き着く先 【メンタルヘルスケア】
逃げてばっかりいると悪い発想しかできなくなる。
悪い発想をしてしまうから逃げてしまう。
こんなエンドレスの悪循環をずっと続けていたらどうなるか。
心はどんどん病んでいき、抑うつ、焦燥感、不安、緊張だけが増えていく。
そこで、このままじゃいけないという気づきが必要になる。
しかし、人間なんだから戦闘態勢全快でいると、いつかガタが来る。
羽を休めるための休息地が必要だ。
だが、逃避の常態化は…
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6 結果が出ないことを考える 【メンタルヘルスケア】
結果が出ないことを考えても悩んでも何も始まらない。
それを永遠と繰り返すと、…
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7 冒険の重要性と注意点 【メンタルヘルスケア】
メンタル面を上向かせるために、冒険はとても大事だ。
これをしないでいると、一生悩むソフトをバージョンアップしつつ、悩み続けてしまう。
頭の中で解決しようとすると冒険する勇気が湧いてこなくなる。
考えれば考えるほど、行動力も覚悟も鈍っていくからだ。
冒険といっても、小さな冒険をコツコツとやるだけでいい。
最初からホームランを狙う必要はない。
そして、完璧に結果を求めると何にもできなくなるから、完璧主義も捨てるべき。
冒険をする時の注意点がある。
冒険のコツは…
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8 「あるがまま」 【メンタルヘルスケア】
私の思う「あるがまま」について。
「あるがまま」はとても素晴らしい思想だ。
たしかに本当に「あるがまま」になったら、悩みなんて消えてなくなるかもしれない。
必ず心の平穏が訪れるだろう。
普遍的であり、いつの時代の人も「あるがまま」の境地に心惹かれる。
そして、それで救われてきた人は数知れないだろう。
しかし、悩む人の前提として「あるがままになったら治るんですか?」というものがある。
その時点ですでに「あるがまま」ではなくなってしまう罠がある。
一番「あるがまま」と対極のところに位置してしまう。
そこが非常に難しい問題だ
。
「あるがまま」が本当に素晴らしい証拠に、十年、二十年とそれ求め続けていく人がいる。
しかし、そんなに長い年月をかけても「あるがまま」に達せず…
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9 何のための人生か? 【メンタルヘルスケア】
何のために生まれてきたか? いつかは死ぬ限られた一回。
目的は、落ち込むためでも、パニックでもない、緊張し続けるためでもない。
仕事じゃない、会社じゃない、上司じゃない、嫌な人間でも、親でもない。
私はこう思って生きている。
「いかに感動して、どれだけ『遊ぶ』ために生まれてきたか。
感動すること、楽しむこと。
そして
自分のエゴを満たし、生きた証を残すこと」
それを考えたら「人がどう見た、とか相手を不愉快にした、上司が…、親が…、いろいろなものがあるけれど、構っていられない。
周りに変に見られたとか…
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10 「こうあるべき」の罠 【メンタルヘルスケア】
「こうあるべき」「こうあらねばならぬ」と生きてきて、生きずらくなっている人は実に多い。
しかし考えてみて欲しい。
それは周囲に与えられた「こうあるべき」ではないか?
それを続けていた結果、自分の首を締めていないか?
うまく乗り切ってきても、もう限界になってはいないか?
自らの主体的意志でこうあるべきをやっていないと、自分がなくなる。
そして心がひどく脆くなる。
過去に知らず知らず生まれ育った環境、他人のエゴや親などの思惑で、今の「こうあるべき」を作ってしまったら、それは手かせ足かせにしかならない。
自分がないからだ。達成感もない。いつも失敗した時の不安ばかりを拾ってしまう。
結局「こうあるべき」がぼろぼろ…
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11 心を楽にする方法 【メンタルヘルスケア】
長く重く悩んでいる人にとって、心が楽ってどんな状態なのか想像がつかない。
常に悩みに苛まれていて、脳内では一種のパニック状態になっている。
「なぜだめなんだ?」「なぜ自分だけ!」「また駄目だ」「ああなったらどうしよう・・・」脳内に常にぐるぐる渦を巻いている。
では、どうしたら心に余裕ができ、落ち着きを取り戻し、楽になれるのか?
単純明快に言えば、受け入れれば楽になる。
しかし「受け入れたくないから、これほど悩んでいるんじゃないか!」とムッとする人もいるだろう。
それに受け入れたくても、どうやって受け入れていいかわからないという人も多い。
普通の頭、意識の状態では、楽にならない。
焦りや葛藤と戦ってしまうからだ。
理性が受け入れることを許してくれない。
頭で理解したとしても、今度は感情が全力で受け入れを拒否する。
だから悩みは楽にならないことが多く、逆にあらゆる努力によって悪化しやすいんだ。
ここでは特殊な頭の状態の時に、言葉かけや本人のルーツ整理によって、脳が拒否していたものを受け入れてくれるように持っていける。
平常心では、脳は絶対拒否する。
それは本人にとって悩みは不都合の何ものでもないからだ。
つまり理性が…
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12 失敗を受け入れる覚悟 【メンタルヘルスケア】
うまくいっているときはいいけれど、完璧主義だと更なる失敗への恐怖が増してしまう。
結果、何もできない自分になり、苦しむ、落ち込む。
失敗があるのが人生、それすら受け入れて進む。
それが本当の完璧主義。
失敗への恐怖というリスクを…
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13 知恵の生み出せる限界 【メンタルヘルスケア】
知恵による悩み対策、焦りと不安の感情対策をすると、悩みやマイナスの感情を強化してしまう。
つまり、努力と強い思いが全くの無駄になってしまう。
なぜ知恵を使ってメンタル面の対処をしようとしてしまうのか?
それに知恵がまずいと頭でわかっていても、さらに頼ろうとしてしまうのか?
それしか自分を守る防衛手段がないからだ。
武器も自信も少ない人間が、唯一使える心の悩み脱出方法は、知恵でうまく一時しのぎでもいいから切り抜けようとすることしかない。
しかし、知恵をいくらうまく使っても、時限爆弾の爆発を5分か10分ぐらいしか延ばせられない。
つまり、いつ潜在意識の方で、爆発するかもしれない爆弾を不安を感じながら生きなければいけない。
これでは、予期不安や焦燥感が消えることはない。
下手すると、知恵の対策で爆発を早めたり、さらに被害を大きくしてしまう発火物を潜在意識に放り込んでしまう。
神経症やあがり症やうつ状態になってしまったら、知恵では自分を守れない。
同時に知恵は自分の安全な道を探すためにしか作動しない。
これがとてもまずい。
安全な道だと思ってやることが、すべて破滅の道に繋がってしまうからだ。
ではどうしたら結果的に守れるのか? 安全安心の道で走れるのか?
知恵を置いておいて…
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14 割り切りが勝負を決める 【メンタルヘルスケア】
割り切りがある人は悩まない。悩まなくなる人は割り切りがついていく。
『割り切れる』ということほど素晴らしい行為はないし、見ていてこんなさっぱりした気持いいことはない。
割り切りは、つまり「どうでもいい」「だからどうした」「それがなんなんだ」という心境に近い。
だからこそ、人生にはつきものの嫌な出来事があっても、次のステップやアクションに気持ちを切り替えて移れる。
例えば恋人や片思いの人にふられる。
割り切り能力がないと、その人がどんどん素晴らしい人に見え、十数年たってもまだ気持ちの整理がつかない。
次の恋にも移れず、交際しても「あの人」と比べてしまって、心から喜べない。
そして、「あの時、ああしておけばよかった」「もっとこうやればこんなことにならなかったのに…」
こうやって、いつまでもグジグジと悩んでしまう。
割り切り能力の無さが他に波及し、何事にも神経がすぐ敏感になって、クヨクヨした後悔の日々になっていく。
仕事、人間関係、怪我・病気…いくらでも割りきらなければいけない事はあるのにもかかわらず。
一方、「そんなことどうでもいい!! 」と思える人は、次には…
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15 精神的危機は絶好の機会 【メンタルヘルスケア】
人間なんてもろいもので、はまるとどこまでもはまっていく。
一見、強そうな人間も、実はある量の負荷がかかると、もろくも崩れ去ってしまう。
だからこそ、知ってか知らずか強がっていたりする。
これは、どんなに立場が偉い人でも関係ない。
誰でも悩むし、不安を感じながらみんな生きている。
だからこそ、悩みにはまった時の対処は、重要だ。
その時にメンタル面の真価が問われる。
絶好調な時に何でもできるのは当たり前。
どんなクズでもカスでもだ。
精神的危機の時の対処法を必ず身に着けていかなくては、何があっても、今後の人生で同じまずい対処法を繰り返す。
しかし、ピンチは…
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16 思考の停滞 灰は黒に 【メンタルヘルスケア】
毎日淀んだ同じ空気を吸い、同じ灰色だけを見続けることを繰り返す。
それを続けると、ずっとドス黒い重たい思考に支配される。
「あのとき、ああだった、こうだった」「こうすりゃよかった」「なぜああしなかったんだ」「私はダメだ」と反芻して、グルグルグルグル同じ思考にとらわれる。
そんなんじゃ割り切りはつかないし、気持ちを切り替えようとしても、エネルギーがなくなり、感情が湧き出てこず、もっと焦ることになる。
「なぜできない?」 「これじゃいけない」と思いながらも、停滞した沈んだ感情のまま、漠然とした不安を常に感じながら、暮らさなくてはいけなくなる…。
こんな流れに浸かってしまい、暗黒面に支配されてしまうのがオチ。
どんなに抜けだそうともがいても、抑うつ状態に追いやられてしまうのは当たり前。
割り切りがつく人は、割り切る思考ができるのではなく、それが可能な行動を日常からしている。
見る色が変わる動きをパパッとしている。
それをやると…
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17 不安と自信の心理 【メンタルヘルスケア】
本物の安心感と自信は、不安と緊張の中にこそある。
怖いことに、安全を求める心にはやってこない。
安全を求める人間は、不安と緊張への覚悟がなくなってしまう。
安全じゃないからこそ、安全を求める。
安全じゃなくてもいいという覚悟こそが、本物の安心感と自信を作ってくれる。
受け身になると人は守りと逃避に入る。
それが一番まずい。
逃げて逃げて、守って守って、安楽が来ることを願うけれど、一瞬落ち着くことがあっても、真の心の安楽はやってこない。
自信もそうで、いくら欲しいと恋焦がれたところで、決して身につかない。
リスクと冒険の中にしか…
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18 世の中なんとでもなる 【メンタルヘルスケア】
仮に人に変に思われたとしても、恥ずかしい思いをしたとしても関係ない。
そんなもの、もう時効だ。
人生は一度だけ、しかもあっという間だ。
くよくよしている時間なんてない。
次に進めばいいだけ。
そうしないと…
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19 泥水をすすれ 【メンタルヘルスケア】
人生、泥の部分がないとダメ。
綺麗なだけでは生きていけない。
『水清ければ魚棲まず』だ。
『清く正しく美しく』は、泥水の中を泳いだ人だけが結果的にできる。
清水の中だけを泳いでいたんじゃ、ただの純粋培養人間で、無菌室で育った脆い人間になってしまう。
純粋はとても美しいことだけど、この泥も毒も闇も、逆に光も美もある世の中では、潰されてしまう。
世の中きれいごとだけではやっていけない。
いくら栄養があるからといって、そればっかり摂取していると、食事が偏り、逆に不健康になってしまう人がいるのと同じ。
毒になろうが薬になろうが、バクバク食べた人のほうが、心身ともに健康的だったりする。
心も思考も…
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20 障害は強くなるチャンス 【メンタルヘルスケア】
人生には、何か問題や困難があった方が逆にいい。
不安があってもいい、勝手になっていろ、やりたいことをやるだけだ、そういう覚悟があるから、不安は不安でなくなる。
それを何度も経験すると、不安を逆に味わってみたいな、までなる。
なぜかというと、不安がある状態は、すなわち一番心がのれる状態でもある。
あらゆる面で安全安心が確保されている時、人間は惰性に陥っていく。パワーもキレも失っていく。
障害が立ちはだかればはだかるほど、自分のパワーや可能性を発揮できる。
そして、そういう人は、惰性の安定ほどつまらないものはないと経験でわかっているから、なにか問題が起きてもいつでも来いよ、と思えている。
困難にぶつかるのが俺の人生だ、とまで思っている。
逆に困難を…
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21 幸せが怖い 【メンタルヘルスケア】
私は感動するために、楽しむために生きている。
せっかく生きているのだし、やり直しができないのだし、いかに自分が「やってやったか」「感動したか」だと思う。
決して耐えるためでも、苦しむためだけでもない。
とはいえ、生きていれば耐えるときもあれば苦しむ時もある。
でも、それがすべて感動や達成感に結びつくならば、大歓迎だし、「いつでも来いよ、歓迎する」と思って生きている。
いや、何があってもいいわけだから、そもそも壁が大きく阻んだとしても、障害物だとは思わないで、フリークライミングでもやってやるか、と思ってそれも冒険にしてしまう。
結局は感動を味わえるし、何があってもブレない覚悟や自信が積み重なっていく。
だから、人がなんとも思わないことでも、ささいなことにも幸せを感じることができる。
ある意味幸せで満ちたりしているのかもしれない。
それでいて、それで大満足しているわけでもなく、もっともっとなにかやりたい、感動を味わいたいと思っている。
もっともっと走って行きたいと思っている。
よくドラマや歌で、「幸せすぎて怖い」という台詞や歌詞がある。
「こんなに私は幸せを味わっていいのか? あとで不幸になるんじゃないか」思って、その幸せも壊れることが怖くて、幸せを味わえない。
まあ、端から見たら、「それも幸せじゃないか」「のろけているだけだろう」と思うけれど、当の本人が将来の不安に怯えてしまうのも理由がある。
大きな理由の一つとして、幸せや…
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22 伸びきったゴム 【メンタルヘルスケア】
気を抜いていてもなんとかなるものだ。
気を張り続けると、逆に何かあった時に、普段からの労力に見合った対応すらできない。
さらには、そのマイナス体験がますます気を張り続けさせることを強要し、悪化の一途をたどる。
エネルギーも続かず、ついには潰れる。
あれだけパワーを費やしているのにもかかわらず、得たものは徹底的な疲労感だけ。
それでは人生はきついものになってしまうのも当たり前だ。
ちょっとしたことでも、悩みや不安といったものが自動的に増幅し、悪化し続けていく。
だから、思考の位置を変えなければ脱出は困難だ。
気を抜いたほうが楽なのは、誰でも頭でわかっていることだけど、それをしたら自分は終わるとも思っている。
しかし、自分を守るために…
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23 起きたことはしょうがない 【メンタルヘルスケア】
悪いことが起きてしまったらどうするか?
起きたことは…
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24 何にも悪くもないのに悩む理由 【メンタルヘルスケア】
今まで誰よりもまともに生きてきた。
悪いこともせず、羽目を外さず、誰にも迷惑をかけず…それなのに、なぜこんなつらい目にあわなくてはいけないのか…
神様は見ていないのか? 運命は味方をしてくれないのか?
こんなに我慢して、耐えて生きてきたのに報われない。頑張れば頑張るほど泥沼にハマる。
正しい行い、道を外れない生き方、これをやり続けてしまったがために、しっぺ返しを食らっている。
逆に…
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25 繊細さは短所か長所か? 【メンタルヘルスケア】
人の性格は長所にも短所にもなる。どうせならば長所にしてしまおう。
例えば繊細さという要素がある。しかし繊細さだけでは生きてはいけない。
それを捨ててやらなければいけない時もある。
たしかに愚鈍より繊細な方がはるかにいい。だが、最後まで繊細なだけでは限界がくる。
繊細さという長所を使いこなすには主体性や覚悟が必要になる。
自分がない繊細さは自分を滅ぼす。
ただ周りの影響下で自己を抑圧しながら、その繊細さ故に苦しむ一方になる。
一方で…
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26 理性の強さは逆に自分を見失わせる 【メンタルヘルスケア】
理性の奴隷になっていないか? 本能を大事にして生きていなかったか?
本能の奴隷になっていたらただの鬼畜に堕ちるけれど、理性の奴隷になったらそちらのほうが生きづらい。
理性を使ってきた人が、本能全開に進んだところで、結局バランスがとれる。
だけど理性的な人ほど変わるのが怖い…
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27 一時しのぎで何とかなっているうちに克服しないとやばい 【メンタルヘルスケア】
悩みや精神的な症状は早めの対処をしないと常態化する。
そうなると悩みや症状に精神的に乗っ取られ、手遅れになりかねない。
そうならないために、根本から解決するしかない。
人は同じことを繰り返していく。根本からやらないとやばい。
人はずっと同じことをぐるぐる繰り返す。
頑張る、変われない、また頑張る、また同じだ、どうしよう、やばい、そして諦める。
最後の気力を振り絞ってまた一念発起する。
しかしもはや…
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発言者:岩波英知 1946年栃木県生まれ 東京と大阪で世界最先端の独自の脳内プログラムを開催。 誰ももたらすことができない決定的な脳内体感を体験した多くの有名人や芸能人、医師や経営者にファンが多い 。 自著(奇跡の脳覚醒)より抜粋 脳の魔術師、鬼才と呼ばれる心理脳内コンサルタント。 若い頃より人間の計り知れない可能性に興味を持ち、脳に関する独自の研究を行う。 そして、誰も到達できない脳覚醒技術の開発に至る。 その技とノウハウは世界一と称されており、岩波の脳覚醒セッションには、その凄さと評判を聞きつけたクライアントが世界中から駆けつけている。 また、その技術のみならず、岩波の言葉は多くの人に大きな刺激を影響を与えている。 |
執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ |