Dream Art Laboratory


真の完璧主義・完全主義者

真の完璧主義、完全主義者と鬱病、神経症の関連 岩波英知の言葉

「完全主義」は人生を滅ぼしかねない。では本当の完全主義とは?

いわゆる完璧主義や完全主義者というものは、抜け出せない心の悩みの泥沼を引き寄せる。

完璧完全主義は何かを大きなことを成し遂げるために必要だと思うかもしれない。
でも完全主義や完璧というものへのとらえ方を間違えると、人生が破綻してしまうほど大きな障害となりうる。
完璧完全主義は何かを成し遂げるどころか、何もできない自分に変えてしまう。

うつ病や不安障害になる人の多くが完全主義

うつ病や抑うつ状態に陥る人の多くが完璧主義者だ。
これほど努力が無駄になる完璧主義とは何なのか?

毒になる完璧完全主義には何があるかというと「完璧にいかせないといけない」という幼児期からの刷り込みがある。
それが強迫観念化してしまうと、完璧に全然行かない人生になっていく。

親の偏った愛だったり、愛情不足だったり、厳しい教育理念だったり、執着や過干渉だったり、さまざまな要因で、完璧完全主義の毒が生まれる。
建設的な感情から生まれていないと、何かを成し遂げるための原動力で「完璧主義」は使えない。
完璧主義ゆえの成功が一つあったとしても、多くが中途半端に終わり、ますます完璧主義に追い打ちをかけられ、その狭間で苦しむ。

完璧主義だから成果を挙げられたのも事実、だがこの先はどうか?

たしかに完璧完全主義者は誰よりも頑張れる性質を持っているし、今まで頑張ってきた。
それは本当に素晴らしいことだ。
普通の人がたどり着かない資格や地位や学歴を手に入れてきた。
ある意味じゃ、ぐうたらで何にも頑張れず、世の中に不平不満を垂らすだけの人間にはない長所でもある。

でも、人よりも頑張った、勉強できた、運動ができたといっても、感情的に栄養になったかというと、そうじゃない人が多い。
完璧や完全を求め続けた先と挫折(=更なる失敗への恐怖感)はほとんどイコールと言っていい。

完璧にいくことなんか、人生においてほぼない。
無いからこそ先に進もうとするのが人生を走っている人だ。

完璧に行かない時、不安と焦りの感情にエネルギーを吸い取られる時期が来る

一方で、うつ病などの悩みのドツボにはまる人は、完璧にいかせようとして身動きが取れなくなる。
失敗や挫折が怖いから、どんどん行動を先延ばしにする。
一生懸命努力しても、完璧にいかないから、達成感や充実感を得られない。

次からは様々な精神的なマイナスが押し寄せてきて、どんどん完璧から遠ざかる。
完璧に行かなかったら「もう終わりだ、自分はダメだ・・・」と思ってしまう。

どんなに頑張っても完璧にいかないし、完璧になるまで行動を控えていても結局潰れる。
完璧主義は、動いても、その場で立ち止まっても、どのみち充実感は得られない。

人生も世の中も完璧も完全もない。うまくいかないのが当たり前だからこそ頑張れる

その場合、本当の「完璧」という概念へのコペルニクス的発想の転換が必要になる。
そもそも完璧に行かないことが常だし、当たり前。
完全にいったからってたいしたことじゃない。

完璧にいかなくても、とにかくやることで、自分や現状を把握する。
成功、失敗だろうと「おお、自分は今はこれぐらいだな」と楽にとらえる頭があるから先にどんどん続けられる。
次に進む目標ができるし、より「完璧」に「完璧主義者」よりも近づける。
完璧ってそんなものと捉えた方がいい。

例え10回失敗したとしても、挽回すればいい。
結果的に先に進んでいたらいい。

計算通りいかなくてもそれがなんなんだ

完璧完全主義者が完璧に行かない時、それはつまり挫折の時だ。
計算通り行かないと落ち込んで、もう挽回できないと思うけれど、そうじゃないんだ。

社会のトップを行っている人、大成功している人は、もちろん色んな努力をしてきている。
努力は最低限何にでも必要だし、それがないと始まらない。

でも完璧完全主義の努力と比べると、はるかに生産的なものだ。
色んな事や失敗、挫折があって、「これでもか、また今度もか」と不完全な結果を飛び越えていっている。
たくさんジレンマを乗り越え、たくさん不完全を当然だと思いながら、それでも走って結果を出している。
そういう人は本当に逞しい。一種のリスクと失敗への覚悟を持っている。

完璧主義者の努力や負荷は、どこまでいっても自分の精神に非健康的な結果をもたらす。
生産的に走っている人と同じ量の努力や負荷を自分に課すなら、今言った方向で突き進んだ方がはるかに健康的だし、希望に満ちている。

成功者も途中で挫折してしまった人、どちらも挫折を経験している

一方はたくましく気持ちが乗っていく、もう一方はうつ病になり、自信喪失と自己不信へのスパイラルに陥っていき、心が折れやすくなっている。

何度も言うけど、完璧なことを考えて出来なくても、そんなこと当たり前。
騒ぐことじゃない。

完璧なんかあり得ない、どう行くかわからない、そもそも世の中すべて不完全なものなんだ、と。
不安があって大変なことがあって、安全もなくて、いつもリスクがあって、そんな中で怪我をしながら走ってつかんだものが本当の「完璧」だ。
もし完璧があるとしたら、そこにしかない。

完全完璧にやってやろう、絶対失敗しないようにと思っても、絶対完璧には達せない。
なぜかというと、所詮、完全にいっても、完璧にいくことがその人の中では「当たり前でありきたり」だから。
充実感とはほど遠く、どこかむなしさを感じる完璧達成になりやすい。
次は完璧に行くだろうか? 完璧にやらなくちゃ行けない、ダメだったらどうしよう…この繰り返しをやってしまう。

完璧にやりたいのは失敗を恐れる心から

さらに悪いことに、失敗のリスクを飛躍的に高めてしまう。
「完璧にやりたい」と「失敗は許されない」は表裏一体だ。
思いが強いほど、失敗した時の反動はとんでもない。

心を折られる、自信もなくなる、次の失敗が怖くなる、追い詰められる、焦る、完璧じゃない精神状態で望むからもっと失敗するリスクが高まる……この負のスパイラルに入っていく。
抑うつ状態がひどくなるのも当たり前だし、ますます身動きが取れなくなって生きづらくなるのも当然だ。

強迫観念的完璧主義は不幸をもたらす

そもそも完璧にやりたいのは、そんな結果を出す自分に満足感を得たいからであるはずだし、幸せになるためだ。
そんな感情に至るために完璧を尽くそうとするわけだけど、いつの間にか、悪い感情だけを引き寄せていないだろうか? 
そして、何か強迫観念に突き動かされて、完璧を目指していないだろうか?
そこに脳と心の余裕と枠があるだろうか?

もしそこで間違えてしまうと、やることなすこと、完璧を目指して、誰よりも不完全な結果に終わることを繰り返し、しまいには心を病んでいって、頑張る意味すら失ってしまう苦境に陥るだろう。

途中経過で失敗や挫折があっても「それがどうした?」

それなら「私には失敗も挫折も当たり前」というリスクを受け入れた方が、はるかにリスクはない。
ありきたりのこと、やって当たり前のことに感動なんかしない。面白くもない。
価値観としてはたいしてないんだ。

完璧にやっても当たり前、完璧じゃなかったら、ただの挫折。
常に失敗のリスクに打ち震える。
過度に緊張して生きる羽目になる。
まるで人生を素人の綱渡りのような状態にしてしまっている。

傷つくことを恐れるな。傷つき怪我をして本当の完璧に近づく

完璧にいかせたい人は、誰よりも傷つくことが怖い。
その特性ゆえ…

↓↓↓↓↓

脳覚醒の魔術師 岩波英知(岩波先生)の言葉集を読みたい方

計算通りいかないことを計算にして走れ!

完璧主義よりも遥かに大きな物事を成し遂げるパワー

完璧や完全への概念を転換させろ

貴方の人生に完璧はない、安心もない、何にもない。だからこそ考え方を変えろ

↓↓↓↓↓

脳覚醒の魔術師 岩波英知(岩波先生)の言葉集を読みたい方

 

 

※ この文章に当てはまる方は、こちらのプログラムが効果的です

岩波英知’s ドリームアートの神経症克服セミナー(東京、大阪)

あがり症克服セミナー(東京、大阪)


真の完璧主義・完全主義者 自分を高めるようでいて自分を滅ぼす思考の恐怖 岩波英知の言葉

うつ病克服法】【心の悩み解決方法】【自己啓発を成功させる方法


奇跡の脳覚醒 頂点を極める成功哲学(岩波英知の本)

岩波先生著作『奇跡の脳覚醒 頂点を極める成功哲学』 絶賛発売中


<< このページの上に戻る


発言者:岩波英知

1946年栃木県生まれ 東京と大阪で世界最先端の独自の脳内プログラムを開催。 誰ももたらすことができない決定的な脳内体感を体験した多くの有名人や芸能人、医師や経営者にファンが多い 。


自著(奇跡の脳覚醒)より抜粋

脳の魔術師、鬼才と呼ばれる心理脳内コンサルタント。 若い頃より人間の計り知れない可能性に興味を持ち、脳に関する独自の研究を行う。 そして、誰も到達できない脳覚醒技術の開発に至る。 その技とノウハウは世界一と称されており、岩波の脳覚醒セッションには、その凄さと評判を聞きつけたクライアントが世界中から駆けつけている。 また、その技術のみならず、岩波の言葉は多くの人に大きな刺激を影響を与えている。


執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ

言葉集完全版を読みたい方はこちら>>>
twitter版岩波の言葉集はこちら>>>
ブログ版岩波の言葉集はこちら>>>





コース形式・料金システム

岩波英知脳覚醒セッション 料金システム

[ベーシックコース]
通い形式集団コース(10回)
600,000円

※現金一括払いのみとなっています。


予約は、柔軟に決めることができますので、ご自分のペースで通ってきて下さい。

プログラムの時間

脳覚醒セミナー(東京・大阪)、覚醒瞑想プログラム

東京・大阪の事務所を岩波先生は行き来しています。 東京滞在時、大阪滞在時の正午から夜まで行っています。

※火曜日・金曜日は岩波先生は出張等のため事務所にいません。

予約をするには

岩波英知脳覚醒
プログラム予約方法

まずは メール ・及び電話(※) をしてください。
メールでは、目的や悩みの症状、お名前、お住まいの場所を書いて下さい。
その後の流れについて、悩みについて、予約の日時について、電話コンタクトをとられた際に、先生の指示に従ってください。
※東京の事務所と大阪事務所への電話は岩波先生の多忙と出張のため、通じないことが多く、 メールフォームからが確実 です。


電話は「非通知設定」では通じません。
いきなりのご来訪も固くお断りしています。
日本海外問わず遠方の方でも、電話カウンセリングのみのプログラムは行っておりません。
よろしくお願いいたします。

連絡先

連絡可能時間は
11時30分~16時(火曜・金曜以外)
※時間が遅くずれても通じる時もありますので電話されても大丈夫です
ですが、なるべく早い時間にコンタクトをお取りください
岩波先生は西新宿事務所と大阪事務所を行き来しています
東京(大阪)滞在の場合、大阪事務所(西新宿事務所)は不在となります

東京西新宿事務所(西新宿)

03-6416-0611

東京都新宿区西新宿 3-5-3-216


大阪事務所(森ノ宮)

06-6973-6100

大阪市東成区中道3-3-7-207


携帯はこちら↓(お気軽にお問い合わせ下さい。岩波先生の携帯ではありません)

080-3382-0774

脳覚醒
プログラムへのメール申し込み

メールフォームから送れない方はこちら