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トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法

トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法 岩波英知の言葉


1 心の抑圧について 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

心の抑圧が外れてくると、人によっては不安になったり、恐怖感を持ってしまう。
今まで抑えたり、無視しようとしてきた悪いものに直面してしまうから。

でも、一生心の抑圧を続けて、心に修復不能な穴を開けるより、出してしまった方がよい。
だから、一時的に不安になっても、がたがた騒ぐことはない。
その先には必ず心に枠が広がり、余裕が出てくる。
ホッとできるようになる。

抑圧はどんなに抑えこんでも、心の毒になり、いくら平静を装おうと思っても、悩み苦しんでしまう。
自分の心だけは嘘はつけないからだ。

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2 悩みのルーツ分析について 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

周りが快適に生きているのを見ると、苦しみの原因が掴めず悩んでいる人は「何で自分だけ?」と思ってしまう。
理由がわからないから、狐に包まれたように、どんどん深みに入ってしまう。
ひどいとすっかり心が飲み込まれてしまって、恐慌状態になっていく。
錯乱状態にもなっていく。

しかし、悩みが起きている原因や思考回路がわかってくるにつれて飲まれなくなる。
トランス状態でのルーツ分析ではそういうことをやっていくけれど、最初は嫌なことを思い出してつらい気持になる人もいる。
けど、どんどん進めて、悩みの原因が一本の線で結ばれた時に、心の枠が広がっていく。
新しい発見や抑圧してきたものがわかると共に枠が拡大する。
余裕が出てくるから、恐慌状態、錯乱状態がなくなり、心が落ち着いてくる。
ルーツを処理していくと抑圧もトラウマへの執着も外れ、同時に前向きな気持が芽生えてくる。

当所ではルーツ分析を進めていきますが(ルーツ分析が有効な悩みの人)、意識の上でももちろん、潜在意識の底でも進めていくことができます。

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3 行動制限と防衛本能 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

頭でわかっていても行動に移せないのは、防衛本能とリンクしている。
悩みが強くて、それが長く続いていると防衛本能を強化してしまう。
防衛本能は劇薬だ。

防衛本能があんまり強いとプラス暗示を入れても長く持たないし、変性意識も続かない。
まずは訓練も必要だけど、ルーツと今までの思考回路を整理したものを脳に入れ込まないといけない。
そうすると防衛本能で狭くなっていた心の余裕が広がっていく。

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4 感情的抑圧と演技の繰り返し 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

心の抑圧はものすごいものがある。
死体のように隠しても腐臭は隠せないのと同じこと。
自分自身の心なのだから、演技して人から悩んでいるように見えなくしても、
ことあるごとに潜在意識レベルの抑圧が悪さをしてしまう。

一時しのぎはできても、長い人生で隠しきれるものではない。
ましてや自分自身には嘘をつききれない。
演技と知恵の繰り返しで心身共にボロボロになってしまう。
なかったことにしたくても、一度起きてしまった以上、難しい。

残酷だけど、事実そうなんだ。
感情的抑圧を発散させた時、今までにないぐらい気持が軽くなる。
抑圧に苦しめられた時ほど、自分の抑圧がどれほどの量なのかわかっていない。
解放された時、その心の軽さから、抑圧のやばさが初めて実感できる。

気持ちが非常に楽になった人はよく言います。
「こんなに抑圧がすごかったんだから、苦しんで当然だった」と。

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5 漠然とした不安・孤独感の処理 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

理由がなんだかわからないけれど、不安や孤独を抱えている人の数は実に多い。
その場合、多くが潜在意識や無意識に抑圧してきたはずの不安や孤独感の種が、時々意識上にちょっかいを出してきている。

人は都合が悪いことを、潜在意識に抑圧して、平穏に生きようとする。
それが単発的な場合、悪影響を受けずに、次に気持ちが切り替わることができる。
しかし、断続的な不安状況にいて、なおかつ抑圧を発散する機会がないと、潜在意識にコントロール不能なドロドロとした不安のマグマが噴火してしまう。
マグマ噴出が継続的になったものが、漠然とした不安や孤独感、虚無感となって現れる。

そういう人は、常に心が晴れず、落ち着かなくて、頭が重くなってしまう。
特に理由がないのに、どうも落ち込んでいるな、というのは、恒常化した潜在意識の抑圧が常に心や脳を襲っているからだ。

不安の種は、何も大きな事件やショックな出来事ばかりではない。
自分の人生に必ず小さな原因の集合体がある。
そこの抑圧処理をしていくことで、心や脳が落ち着いてくれる。
逆にそれをしないで、無理やり元気になろうとしても、ジレンマに陥って苦しむだけになる。

かといって、抑圧処理は潜在意識で行わないと届かない。
だから、脳覚醒トランス状態という特殊な意識の世界に入ったあとに、ルーツ整理をすることで、心がほっとしてくれる。
漠然とした悩みもどんどん薄らいでくれる。
抑圧は感情だから、抑圧処理もある感情が渦巻くときにやってはじめて可能になる。
感情は感情でしか太刀打ちはできない。理性では不可能だ。

当所のトランス・ルーツ整理は、非常に抑圧処理に効果的です。

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6 トランスの深さと長さを妨げるもの 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

脳覚醒状態の深さや余韻の長さは、訓練や想像力の有無もあるけれど、プライドとか見栄などに大きく関係する。
それが防衛本能を高まらせるから、せっかく深く入れるのに自分でストップさせてしまう。

知恵を使うのも深く入れない要素だ。
「ああやればいいかな、こうやればうまくできるかな、どうしたらうまくやれるかな、深く入ってやろうかな」では自分で深さを消してしまう。
深く入ろうとする意図や努力が逆効果に行く。

これはとても矛盾していることだけど、その矛盾こそが人の心であり脳だ。
天邪鬼だし、こればっかりはどうしようもない。
トランス状態にかぎらず、呼吸法、暗示もそう。

バカになって諦めた分だけ、そしてすべてに身を委ねた分だけ深く入れる。
芸術関係など感覚を使うことすべてにこれは当てはまる。
芸術家で力を本当に発揮できる人は、その瞬間だけは、理性なんか吹っ飛んでいる。
理性を超えた世界で勝負できる人だけが、芸術の世界に限らず、実社会でも伸びていく人だ。

理性は普段あってもいい。
そうじゃないとただの獣になる。もちろんありすぎは困るが。
だけどやるべき時に理性を吹っ飛ばせる人だけが、オリンピックでも勝負事でもビジネスでも勝てる人だ。

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7 抑圧処理の黄金タイム 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

脳覚醒トランス状態の後の余韻がある。
この余韻には、悩みの現状や種を思い浮かべると抜け出てくれる「黄金タイム」がある。
普通の意識の流れではないからこそ可能で、その時だけ脳が開いてくれる。

これはその人の脳覚醒トランス状態の深さによって、効果がある時間が違ってくるが、悩みの種を認識すれば心が落ち着いてくる。
執着心が減っていくからだ。
ただし普段の頭で、永遠と悩みの種や精神的現状について格闘してはいけない。
特別な時間だけに有効な方法なので注意して欲しい。

抑圧は解放させていかないと、いつまでも無意識が事あるごとに悪さをしてくる。
ただ抑圧を解放するのも恐怖な人がいる。
かといって、ほったらかしに見ないで抑圧して生きるのも恐怖。
どちらに進むのか、どちらにしても割り切りをつけなければならない。

割り切りができないと、一生悩み、貧乏くじだけを引く人生になる。
その時は、時間は有限であることを考えるといい。
必要以上に焦ることはないが、割り切りには最初パワーが必要になる。

だから「このままぐずぐず悩み続けたいのか? 何のため誰のための人生か?」ということを考えて、決意しなければいけない。
人間にはそうそう自分を変える機会はないのだから。
タイミングを逸すれば、一生悩みが続いてしまう。

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8 過去の亡霊 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

誰であれ、過去の経験値によって、現在を生き、未来を生きていくことになる。
それがいいことがない経験値だと、悪いことしか起こりえないという想像しかできなくなる。

だから、占い師ではなくとも、その人の未来を言い当てることはそんなに難しくない。
過去と今は密接に関連していて、未来もそれで決まってしまう。
思考も好みも、自分の過去の青写真から判断してしまう。
それしか判断しようがないからだ。

過去の悩みのルーツやトラウマをほったらかしにしていたら、どんなに考えても、いいことなんか考えられない。
考えれば考えるほど、脳みそに余裕がなくなり混乱し、落ち込むだけ。

逆に、苦難を乗り越えた人は、その経験値があるからこそ、次の苦境が来てもたくましく対処できる。
ピンチこそチャンスだという経験を体感した人は、リスクあることにも飛び込んでいける。
だから、どんどん人生が開けていく。
その体験値ほど尊いものはない。

人はプラス面でもマイナス面でも、過去に支配されている。
それが実態のない自信になり、得体のしれない不安にもなる。
悩みを抱えている時の好む異性も、悩みやそのルーツとリンクした人を選ぶし、その次も知らず知らず似たようなタイプに惹かれてしまう。

過去を消化・浄化できない人は、未来にも渡って、過去の呪縛の支配下で身も心も支配されてしまう。
いくら過去を消そうと意識的に頑張っても、人間に無意識があるかぎり不可能だ。
不安、恐怖、孤独、緊張、こういったマイナスの感情は、過去があるかぎり消えることはほとんどない。
それが情動の怖いところだ。

しかし、過去は変えることができる。
起こった事実は変えられないが、捉え方、見方、そして執着力を変えることができたら、それは『ただの出来事』になる。
そうなると、過去の自分の延長線上にあった未来の人生を明るい方向に変えていくことができる。
好みも違っていき、より良い出会いが待つようになる。

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9 トラウマ解決への刺客 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

心的外傷(トラウマ)は、心の傷を受けた人の中で最大の衝撃であり、極度なマイナスの実感だ。
その後のひどく生きづらい人生を決定づけてしまうほど脳に焼きつかせてしまう。
それを表面的に理性や知恵で切り抜けよう、なかったことにしよう、気にしないようにしようとかすること自体、心の傷を深く認識し執着する行為に他ならない。

どんなに逃避防衛行動をとっても、残念だけど一生ついてまわるんだ。
無駄なあがきをするだけ、状況を悪化させる。
生きている限り、脳の一番深い情動・本能に深くえぐられた傷を無にすることなど不可能だ。

衝撃的なマイナスの実感を解決するには、もう一方での強い実感(トランス状態、脳覚醒状態)をぶつけなければならない。
それにより抑圧が出てきて解放され、トラウマへの執着が外れていく。

またそのトラウマがどういう流れで現在の苦境につながっているかも気づいていく。
これらはトランスという実感が深まれば深まるほど劇的に効果が上がっていく。
起こった事実は消せないが、執着、囚われと解釈が180°変わっていく。

マイナス感情には人間の最も深い原始的な情動を、強い実感にはそれ以上の強烈な実感を刺客として送り込む。
実感を伴わないトラウマ処理法では解決を先延ばしにし、いつか限界が来てしまう。
それで解決できるほど人の心はそんなに甘くはないし、心の傷はそんなに弱くない。

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10 無感動的死脳にならない方法 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

感動することは大事だ。
燃えるエネルギー、生きていてよかったという実感、能力発揮へとつながっていく。
そうすると感動する下地が自分にできて、さらに感動しやすい体質になる。

一方無感動の人は脳が死んでいく。
つまらなさ、やるせなさ、むなしさ、さびしさの感情の海で脳が浸かり続けると、発展的な脳の思考が起きなくなる。
そうなるとさらにマイナスの感情に取り憑かれ、ついには機能不全に陥っていく。
感動できないのは感動できないルーツがあるからだ。
そんな人に「感動したらいいですよ、人生楽しいですよ」とおせっかい人間が助言しても「そんなこと言われなくてもわかってる!」 「感動したいのにできないんだよ!」「感動ってどういうこと?」となるだろう。

しかし感動はやはり人生にも脳にも絶対必要だ。
ではどうするか?
ここでは脳覚醒トランス状態が深まれば深まるほど、原始的な情動的感動、アイデンティティそのものへの存在的感動が全身を突き抜けるようになる。
感動ほど最強の栄養とエネルギーは他にはなく、それに脳がどっぷり浸れるんだ。

これは私の技術の中でもすごい効果を発揮する。
普段無感動の人生を送らざるをえない人でも、そうなれるんだ。
ちょっとそうなるまで頑張り通して欲しい。
私も脳覚醒技術をより効率的に進化させていくつもりだ。

抑圧処理やプラス暗示関係なく、脳覚醒トランスの深さと感動を味わっただけで、心がすっかり楽になって悩みが氷解していく人も多い。
それだけ感動のパワーはすごい。

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11 記憶の断絶とトラウマ 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

過去の記憶が思い出せない時、それはよっぽどつらい時。
つらさ、ストレスはそれほど記憶にまでダメージを与えてしまう。
つまり、ストレスが極度過多になった時、人は防衛本能で心をストップさせる。
あまりに抑圧やストレス負荷がかかりすぎた人は、ある時期だけ霞がかかったように思い出せないケースが多い。

とはいえ、表面的に思い出せないだけで、一生消せないほどの傷があることに変わりはない。
そうなってしまうと、脳の防衛機制を外すことが必要になる。
もちろん、意識の上では抹殺したはずのつらい過去を覗いてしまう不安があるだろう。
しかし、本当に抹殺はできていない。それは常に辛い思いを抱いて生きていることからもわかる。

どちらをとるかだ。
悪臭の元に塞げない蓋をして苦しみ続けるのか? 
悪臭の元が何なのか把握し、しかも心を浄化させ根こそぎ処理するのか?
これはその人本人の人生観によって変わってくる。

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12 無感動の人も感動させることができる 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

生まれてきたからには、生まれてきてよかったという経験をしてほしいと思います。
しかしそれが自分のせいではないのに難しい人がいます。
生きていることが苦痛で、過去の辛いことに時間が経っても苦しめられる。
いくらあがいても幸せになれない。楽しい感情がどういうことかも思い出せない。

その状態が続くと、時間とマイナスの経験値が脳をさらに萎縮させてしまう。
感動や幸福感がない人はさらに不幸になっていくという構図があります。
脳は味わっていない感覚、感情をどんどん奥へしまいこんで退化していくからです。

しかし、脳覚醒トランス状態が深まると、誰もが生まれて来てよかったという感動を味わえるようになります。
最初は辛いことや感情的に抑圧してきたものが出てきて、しんどい場面もあるかもしれない。
それを頑張って乗り越えたら、誰もが脳に感動と至福感の嵐を巻き起こすことができます。
そうすると脳が蘇っていってくれる。
感動を味わえる自分を信じられるようになり、さらに精神的な自浄作用が勝手に働き、日常生活も楽になります。
もちろん、そこにプラス暗示や無意識下にダイレクトに言い聞かせたらさらに加速するでしょう。
世界のどこでも絶対に味わえない全五感が打ち震える感動体験を期待して下さい。
そこまで誘導技術の深さと精度の切れ味が増しています。
人生で感動が味わえなくても、ここならば脳に『生きていて良かった』感動を味わわせられる。
だからこそ、人生でも感動を味わえるようになっていく。

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13 トラウマの悪夢を建設的に利用させる 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

トラウマを停滞を突き抜けさせるエネルギーに変えることができます。
トラウマは非常に厄介で人生全体を蝕む呪いのようなものですが、エネルギーの量といったら無尽蔵なくらいあります。だから人の意志では太刀打ち出来ないのだけど。
下手に素人や自分で手を出したら、もっと地獄のドロドロのマグマに落ち、最悪な結果に終わってしまう。

トラウマを処理する時、トラウマの突き上げるエネルギーを抜いていくこともできますが、その途中で反動のエネルギーに転化することが可能です。
過去のつらい出来事は決して消せない。
しかし、辛いを思わせなくなることはできるし、そのときに心の奥底から放出されたエネルギーを、今後の長い人生で爆発的な行動力と精神力を得るために再利用できる。

だからトラウマは資源だ。
呪いとして一生悩ませられ続けるのか、幸せや成功をつかむために途中で利用するのか、後者じゃなければもったいない、悩んだ意味がない。
そして、悩んできたからは、これから何倍にも取り戻しましょう!
それができるから任せて下さい。

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14 心の傷はコンピュータウイルスのように心を蝕んでいく 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

過去起きたことは、しっかりPCのハードディスクやメモリのように脳に記憶されている。
それをフォルダの奥の方奥の方にしまおうとも、隠しファイル化しても、ゴミ箱から消し去ることはできない。
記憶が心の傷、トラウマともなると決して見えない位置にしまいこんでも、コンピュータウイルスのように悪さをしてくる。

パソコンなら工場出荷時の状態に戻せばいいが、人間の脳はそうはいかない。
トラウマというコンピュータウイルスは、正常なプログラムまで蝕んでいく。
メモリもCPUも100%酷使し続けても消すことができない。
逆にオーバーヒートを起こし、ストレスと苦しみで脳が機能停止状態になるだけだろう。

無意識の働きで表から消したとしても(感情抑圧、記憶抹殺)、裏ファイルでプログラムを稼働し続ける。
アンチウイルスソフトが現実にない人間の脳には消す方法がないんだ。
消したいのに消せないことほどストレスとなるものはないし、現に心の傷によってコンディションをひどく蝕まれているから、ボロボロにならないわけがない。
ついには、ウイルスのプログラムはそのコンピュータ内で、特殊なバグではなく常態化していく。
楽なことや感動とはどういうものかわからなくなり、普通のコンディションすら想像できなくなる。

ウイルスが増殖させているバグのプログラムを一つ一つ虱潰しに消して行っても、根本の本体をやっつけないと無駄な努力となってしまう。
永遠の一時しのぎの対策に終始して道が見えなくなってしまう。

しかし、心の傷を癒せる技術がここにはある。
心の傷やトラウマは起きた事実は消せないが、傷を癒やすことは実際に可能だ。
トラウマが潜在意識や無意識の奥底に癒着しているから、そこまで当事者の意識を深くして潜り込ませて執着を外していけばいい。
執着がなくなった心の傷は、もはやトラウマではない。過去起きた事実として客観的に捉えられる。
トラウマに振り回されない自由な心を取り戻せるんだ。


15 感情の発散と魂からの浄化 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

感情の発散は生きていく上で必須なことと言っていい。
ずっと我慢に我慢を重ねることは美徳だし、その精神力の強さは誰も真似できないことだ。
しかし、感情をずっと抑え込んできて、自分の気持ちを外に出せないままでいると、精神的健康にとっては最悪なことだ。
我慢に限界が来て内へ外へ暴発したり錯乱してしまったら、それまでの苦労も水の泡になる。失うもののほうが圧倒的に大きい。

人は色々なストレス解消法を無意識的に模索している。
享楽に走ったり、酒や異性に走ったり、中には理解できないような変態行動でぎりぎり精神的なバランスをとる人もいる。
ある見方からすれば、不良やヤクザが反社会行動を取るのも、トラウマや心の傷、生い立ちにおける孤独や愛情不足と関係していることが多い。
反社会性による抑圧解消で崩壊する心を保っているとも言える。

だがほとんどのケースで、逃避行動にしてしまっている。
つまり、積み重なるストレスや不都合な感情だけを抜くことで、日々を生きることに精一杯になっているんだ。
だが、ずっと抑え込んできた悪い感情の抑圧は消せてはいない。
それが生きづらさにつながってしまう。
言い知れぬ悪い感情(不安、焦り、心配、恐怖、憂鬱、悲しみ、怒りなど)に飲まれやすくなる。

そこで気持ちが軽くなり、精神状態を上向かせるには、もっと根底の感情抑圧の解放をしなくてはいけない。
私の技術は受ければ受けるほど潜在意識へのアクセスは簡単になり、質の高く深い感情と感覚の世界に意識を誘導できる。
人それぞれ反応は違うけれど、例えば涙とともに抑圧が出てくる(別に無理に泣く必要はない)。
その涙の種類も次元があって、その心の洗濯具合はどんどん深化していく。
それぐらい上質の深い感情の世界に入れば、魂の浄化といっていい次元まで到達し、長い間の悪い感情の呪いを抜くことができる。
そして自由な心と脳を再び手にすることができる。 この時に最高に解放感に浸れた時間が、生きる喜びと自信を引き寄せてくれる。

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16 プライバシー トラウマは人に知られず克服可能 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

人にはそれぞれの事情がある。絶対人に言いたく秘密がある。
カウンセラーや医師を相手にしてもそうだ。
ずっと心の奥にしまいこんで見ないようにしているものをさらけ出すことの恐怖、自我崩壊の危険、恥ずかしさを含めて、人に打ち明けるならば死んだほうがマシなものがある。

しかし現実問題として、トラウマや大きな過去のとらわれがある限り苦しみ続けてしまうのも確かだ。
そこが浄化されない限り悩むが、表に出して解決しようとすることも恐怖だ。
その兼ね合いをどうするべきか。

脳覚醒状態が深まると、例えば私(岩波)に打ち明けなくても、周りの人に知られないまま、トラウマの克服が可能になる。
言葉に出さなくてもいいし、私にすべてを正直に打ち明ける必要もない。
自分の心の中で、脳覚醒状態の深まりとともに自動的に治癒作用が働いていって、過去の出来事への執着が少なくなっていく。
ずっと感情を抑圧してきて、自分だけの秘密にして生きてきたマイナスのエネルギーの増幅が抑えられていく。

お墓まで持っていきたい過去のトラウマを別に打ち明ける必要もない。
暴露しなければ心が楽にならないんじゃないかと思うこともない。
心の問題はあくまで自分の心の中のものであり、その中でしか解決できない。
言える時になったら言えばいいし、言う必要がなければ最後まで言う必要もない。
だから、プライバシーが知られないまま、他の人と一緒でも解決可能だ。
安心して下さい。

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17 トラウマがトラウマでなくなる時 【トラウマ・心の傷克服、感情抑圧解消方法】

トラウマや心の傷を生殺しにしながら、生きづらさを切り抜けようとすると、いつまで経ってもモヤモヤ、イライラ、言い知れぬ不安、孤独、恐怖にさいなまれることになる。

トラウマや心の傷を抑圧することで、何とか生きていくことはできる。
しかし、それで傷が治ってくれるわけではない。
表層の記憶から抹殺できたとしても、深層の記憶、つまり無意識では心の傷が疼いている。

残念ながら、過去起きたショックなことは、その記録はなくせないし、記憶も抹消できない。
だが、トラウマでなくしてしまうことはできる。
単なる過去起きた不幸な出来事にしてしまうことで、現在も未来も、過去の傷から自由になれる。
ただし、一人で取り組んではダメだ。
精神的コンディションが破滅的になる。

トラウマや心の傷が癒えてくれる深い意識の時(脳覚醒状態)のみ取り組んでみてほしい。

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※ この文章に当てはまる方は、こちらのプログラムが効果的です(同一コースで、何個でも同時に受けられます)

岩波英知’s ドリームアートの神経症克服セミナー(東京、大阪)

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発言者:岩波英知

1946年栃木県生まれ 東京と大阪で世界最先端の独自の脳内プログラムを開催。 誰ももたらすことができない決定的な脳内体感を体験した多くの有名人や芸能人、医師や経営者にファンが多い 。


自著(奇跡の脳覚醒)より抜粋

脳の魔術師、鬼才と呼ばれる心理脳内コンサルタント。 若い頃より人間の計り知れない可能性に興味を持ち、脳に関する独自の研究を行う。 そして、誰も到達できない脳覚醒技術の開発に至る。 その技とノウハウは世界一と称されており、岩波の脳覚醒セッションには、その凄さと評判を聞きつけたクライアントが世界中から駆けつけている。 また、その技術のみならず、岩波の言葉は多くの人に大きな刺激を影響を与えている。


執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ

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