愛と孤独とトラウマ その克服方法
ずっと抱えてきた愛情不足と孤独感が埋められる
愛情をもらえずに育った人は、そのトラウマと孤独のせいでひどく生きづらい。
生涯孤独に苛まれ、思考も行動も愛情欲求と孤独感に支配されて、時間が経つたびに、行動するたびに生きづらさが増していく流れがあります。
その克服方法を教えます。
愛情不足は悩み傷つきやすい人間を作る
女性でも男性でも、愛情を受けた経験が少なかったり、愛情を感じないで生きてきた人は、愛に飢え、愛を誰よりも求めて生きています。
意識ではそう思っていなくても、潜在意識や無意識のどこかで非常に欲求が強かったりします。
愛情の有無による心理的影響力はとてつもなく強いもので、それがマイナスに働くとそれだけで、その人の生きづらさを一生決定づけてしまいます。
それは私(岩波)も経験してきたことで、一種のトラウマとして非常に根強く心にありました。
寂しい感情、つまり孤独感があると、あらゆる行動パターンがそのトラウマに引っ張りまわされ、いい結果に結びつくことは殆どありません。
いい人に出会ったとしても長続きしません。
そして、寂しさ・孤独感を埋めようとするあらゆる行為が、その思いとは裏腹に、芳しくない結果に繋がってしまいます。
心の隙間を埋めようとしても、結局「うまくいかない、愛を得られない」孤独を作ります。
かつて愛をもらえなかった悲劇が、第二のつまづきを作り上げてしまうのです。
愛情不足と孤独を埋める対策が裏目に行く
ある人は自信がなく、ある人はいつもイライラした人生を送り、ある人は不安を常に感じるようになります。
それをはねのけようとガムシャラに頑張って社会的成功をおさめた人であっても、地位や名誉や金銭的成功では決して埋められない心の隙間を感じて、言いようのない孤独感に苛まれます。
アルコールや薬に依存したり、麻薬や違法ドラッグの類に手を出す人もいます。
あるいは孤独を埋めてくれそうな人に擦り寄って、結局つらい人間関係になってしまいます。
どちらにしても、この状態は好ましくありませんし、一刻も早く解消していかなくては、ずっと同じ苦しみの連鎖の中でもがき続けることになります。
愛情をもらって育った人に比べて、どれだけハンデを背負い続けてきたのか。
さらに、愛と孤独の悪循環が続いていくことは悲劇としか言いようがありません。
だからこそ、愛情欲求が強く孤独感が強い人は、自分のトラウマを絶対乗り越えなければ幸せは訪れないと言っていいです。
私(岩波)も人生を振り返ってみた時、かつての行動パターンが、小さい頃から無意識的に感じていた一種のトラウマによって影響を受けていたと気付かされました。
今は悪循環から脱していますが、愛情はとんでもなく大きい問題だとひしひしと感じています。
愛情の有無一つで、その人の一生の幸せ・不幸せを左右してしまうのです。
愛情をもらった人、愛情不足の人のメンタルのタフさ
愛に包まれて育った人は、実態のない自信を得られています。
中には歪んだ形で、親から愛がの伝わってしまうケースもあるのが愛情の難しいところですが、自分が愛されているという感覚を持っている人は、それを大事にしてください。
それは大きな武器です。
しかし、愛情が薄かった人は、実態のない不安と孤独感に取り憑かれやすくなっています。
意識的にも無意識的にも孤独感を抱えてしまうと、その行動パターンは、いつも同一、つまりコピーの連続に陥ります。
心理的な多くの部分で、愛情欲求に行動が振り回されるため、孤独を埋める作業が失敗に終わるのですが、その悪循環から抜け出すためには、心の奥底からの『気づき』と『覚悟』が必要になります。
愛情欲求が酷い孤独感を生み出していく悪循環
愛といっても親子愛だけじゃなくて、もっと友達関係・人間関係にまで広げて述べて行きたいと思います。
愛をあまり受けて来なかった人は、当然愛を求めます。
しかし、 様々な心理的怪我をしてしまう結果に終わることがほとんどで、例えば女性なら、悪い男に騙されたり、心身ともにボロボロにさせられてしまいます。
世間一般で言う『男運が悪い』状態です。
そんな運の無さを引き寄せてしまっているのも、愛がなきゆえの行動パターンが悪循環を呼んでしまっているからです。
心が満たされたいけれど、どうやっても満たされない。
愛を与えてくれそうな人と出会って、一瞬満たされたと思っても長続きしない。
それでもまた孤独と愛情欲求によって、出会いを求め、結局同じような怪我をしていきます。
女性にかぎらず、男も同じパターンに陥ります。
もがいてももがいても心の空白が埋まらない、人と一緒にいても、いつも孤独感を抱えている…。
神様も誰も孤独を埋めてくれない
愛が無かったトラウマが、その人の行動にずっとリンクしていくため、どこか歪んだ形で愛を求めてしまうため、結果もそれ相応に歪(いびつ)なものになりやすいのです。
「この人は愛を受けてこなかった孤独で可哀想な人だから、いい出会いを与え愛で満たしてあげよう」なんて神様はしてくれるでしょうか?
してくれていないはずです。
残念ながら、愛を子供時代から得られなかった人ほど、心がもろく、不安を拾いやすく、常に孤独を抱えて生きているのが残酷な現実です。
孤独感を抱えてきた人こそ素敵な出会いがあってもいいはずなのに、なかなかいい出会いにつながりません。
もちろん中には素敵な出会いをして救われた人もいるかもしれない。
でも、確率論から言えば多くのケースで、孤独な人ほど、ずっと孤独感を抱えて生きなければならなくなっているのが、人間心理と無意識の怖いところでしょう。
幸せが終わった時に人の何倍も傷ついてしまうのはトラウマのせい
素晴らしい出会いをし、愛を感じて生きることができた人でも、コアのベースがもろいままだと、最愛の人がいなくなった時の喪失感とショックで、ズドンと落ち込むことがあります。
その人に依存すればするほど、失った時のショックの大きさはとんでもないものです(ペットロスでも同じケースがあります)。
ひどい場合、うつ病になったり、自殺未遂を起こしたり、不安でボロボロになり、情緒不安定になり、次の恋にも大きな悪影響が出てしまいます。
恋は本来素晴らしいものなのに、傷つくために恋をしている状態になってしまいます。
ということは、愛情不足や孤独のトラウマは、いい出会いをすれば解決するものではないのです。
人はいつか死ぬし、出会いもあれば同じ数だけ別れもあります。
そうなると、人に依存し愛を与えてもらうのではなく、やはり自分自身の根本から愛情と孤独の問題を変えていかなければなりません。
そうしない限り、いつどこで愛と孤独の問題が生じるかわからず、不幸のどん底に突き落とされてしまいます。
トラウマを解決しないと、この問題は根本的に永遠に解決しません…
↓↓↓↓↓
なぜ恋愛関係も人間関係もうまくいかないのか?
人を信じたいけれど、どうしても信じられない矛盾
トラウマと無意識の問題からは決して逃れられない
愛の感覚に包まれた強烈な実感、トラウマ処理ができ孤独感も克服
孤独が埋められ至福感、多幸感に包まれる
生涯続く言い知れぬ孤独感を克服できる唯一の思考
愛情不足と孤独感を解決する逆転の発想
いつ愛と孤独の悪循環を断てる見込みがありますか?
孤独が孤独を、不安が不安を生む流れを今断てないと大変なことになる
愛情のなさと孤独感は成功のエネルギーに使えるが、長続きしない
…
↓↓↓↓↓
関連言葉集
孤独とは何か? 孤独と悩み、
成功するための孤独とのつきあい方
孤独経験・愛情欲求と 心のもろさ
愛と感動と感情の不足による対人恐怖症
【人間関係対処法】【精神分析】【メンタル強化方法】【潜在意識・無意識・本能】【人間心理の本質】
岩波先生著作『奇跡の脳覚醒 頂点を極める成功哲学』 絶賛発売中
発言者:岩波英知 1946年栃木県生まれ 東京と大阪で世界最先端の独自の脳内プログラムを開催。 誰ももたらすことができない決定的な脳内体感を体験した多くの有名人や芸能人、医師や経営者にファンが多い 。 自著(奇跡の脳覚醒)より抜粋 脳の魔術師、鬼才と呼ばれる心理脳内コンサルタント。 若い頃より人間の計り知れない可能性に興味を持ち、脳に関する独自の研究を行う。 そして、誰も到達できない脳覚醒技術の開発に至る。 その技とノウハウは世界一と称されており、岩波の脳覚醒セッションには、その凄さと評判を聞きつけたクライアントが世界中から駆けつけている。 また、その技術のみならず、岩波の言葉は多くの人に大きな刺激を影響を与えている。 |
執筆者・編集者:Dream Art Laboratory 担当スタッフ |